ヴァージンスーサイズ
ヴァージンスーサイズ。。。観た事のある人います??私はこの映画を観た人のコメントが凄く気になります。この映画はソフィア、コッポラ(自身もモデルであり、女優であり、ミルクフェドのデザイナー)の処女作だけど、処女作とは思えないインパクトがあった。凄く衝撃的で深く落ちる映画だと思う。一般的に処女作と聞くと、ストーリーも分かりやすかったり、映像にこだわってたりするけど、彼女の作品は違った。ストーリーもたんたんとしているようで、複雑、映像も青春映画のような爽やかさ(木が太陽の光で輝いてるとか、ほのぼのとしたシーン)もあったけど、全体的にどんよりとした感じで、本当に観終わった時には体中が重かった。。。
この映画のストーリーは仲のよい5人姉妹の末っ子の自殺から始まる。。。。そこから彼女達の生活は一変、両親もめちゃくちゃ変貌、、というより、子供達を尊重してあげれなくなった。また同じ事が繰り返さないよう、自分達が子供を守ろうと誤った愛を捧げていった。彼女達は外出も認めてもらえなくなり、(学校さえ)家の中で一日中すごさなくてはならなかった。例え外出できても異常な親の監視。そんな彼女達にも親の目を盗んでの小さな出会いはあったがそれもさえ充分にはならず。。。結局、残りの姉妹四人揃って自殺した。この間にもいろいろあったけど大まかに言うとというような内容。
普通に考えて、10代後半の女の子4人もいて誰も反抗しききれなくて揃って自殺、なんて事はありえないけど、この映画はわざとらしいという感じはなかった。子供を思うからこそ、求めてしまうこと、親が大好きだからこそ親の気持ちもわかる、でも自分達の生きてる瞬間の楽しさもつかめない。。そういう色々な思いが錯誤して死を選んだ彼女達。。。もっと他の選択肢はなかったのかなと思った。。。
この映画をみて思う事は人によって色々だと思う。何これ?意味分かんない。って思う人、一言、暗い。。。って思う人、何も感じない人いっぱいいると思う。。私も結局はこの映画が伝えたかったものが分かってないのかもしれない。まぁ、自殺で始まり、自殺で終わって、自殺はよくないとかそう言う趣旨ではないのは分かるけど、この映画からは考えさせられる事はあったけど、気持ちがすかっとすることはなかったから、観ていない人にはあまりお薦め出来ない。。。。
ただ、さすがにソフィアだけあって、この映画の中の女の子達のファションはナチュラルで凄く可愛いかった。
