- まったく、どーしてこの2冊を続けて読んだのか。
- 活字中毒者の吸引力は恐ろしい。
今回は小説とノンフィクションなので、紹介というよりも感想を。
- キュア cure/田口 ランディ
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田口ランディさんの小説です。
「もう、コンセントシリーズみたいな精神にくる、そして明け透けな小説は書かないのかな?」
と思っていたら・・・
思いっきり、癌と治療がテーマです。
科学と非科学、西洋医療と民間医療、高尚な精神と本能的な身体。
ふふふふ。
やはり、この人すごいや。
まぁ読んでください。- 犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)/柳田 邦男
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こっちはノンフィクション。
柳田邦夫さんの精神を病んだ次男が25で自殺⇒脳死11日間についてのドキュメント等。
壊れていった次男とその死、父親の深い深い後悔。
私は、個人的に亡くなった次男に感情移入が止まりませんでした。しんどかった。
重く、愛情に満ちた本です。
たまたま同時に図書館からこの2冊を借りてきたのですが、共通のテーマは
病と死
かと。
私はもう25歳なのに、お葬式に行って遺体を見たこともないし、身近に闘病している人もいません。
でも、思わず
「事故死じゃなければ、私はどういう病でどう死ぬのだろう」
と考えてしまいました。
この2冊を読み終えたとき、
「人はどのみち、その人の延長としての病で死ぬ」
「絶対に死ぬけど、死ぬまでは人として生きることができる」
の2点でした。
煙草を吸い続けていれば肺癌で
お酒好きなら糖尿病で
欝体質なら精神病で
などなど、
誤解を恐れないで言うなら、どのような形にしろ、その人はその人らしい病になるのかもしれない。
でも、死ぬ直前までその人はその人として生きていくことができるし
そうする義務と権利がある。
なんだかすとんと、実感しました。
こんなんでも
生きててもいいんだろうか。