有料老人ホームの個室の広さはまちまちです。

 

母が入っていたのは住宅型ホームで、約20㎡でした。

1人暮らしの平均的な専有面積が20㎡~22㎡だそうなので、ほぼ同じくらいですね。

 

※有料の老人ホームは、大きく分けて介護付きホーム住宅型ホームの2種類があります。

 

 選ぶ基準は↓

  介護度が高く、食事の介助やトイレなど日常的に介護が必要な場合~介護付き

  自立できていてリクレーションやイベントなどホームでの生活を楽しみたい場合~住宅型

こんな感じでしょうか。介護付きの方が手厚い介護を受けられる分、料金もかなり高めなようです。

 

 

さて、部屋が決まったら次は入居に備えて部屋をセットしていく必要があります。

 

実際に部屋のレイアウトを決めたさい、私が心がけたポイントをいくつか挙げておきます。

 

 

 1.生活シーンを考えて家具を配置する

 

  寝る時だけ使用するベッドは部屋の一番奥に(ナースコールに手が届くように配置)

 

  季節ものの服を収納する棚はさらにその奥に(季節ごとにしか使用しない)

 

  日常的に過ごすテーブルと椅子のセット周囲は、できるだけ広く取る(窮屈な印象にならないよう)

 

  冷蔵庫や食器置きはできるだけ水回り近くに(洗い物の動線を考えて)

 

  入り口付近に靴を脱ぎ履きできるスペースを確保(不慮の転倒を防ぐために)

 

 

こういう座って脱ぎ履きできるスツールを置いておくのもいいと思います。

立ったまま無理な姿勢で脱ぎ履きして身体を捻る心配がなくなり、立ち上がる時もバーを掴むと安定しますし、下に靴も置けて便利です!

 

 

2.家具は使いやすさと使い勝手を一番に

 

 スライド式で開け閉めが楽な家具を選ぶ

  

 日常的に使うものは無理なく手が届く位置に入れておく

  (かがまないと届かない場所に、めったに使わないものを入れておく)

 

 ※冷蔵庫を置く場合

   1人用だと高さもかなり低くなるので、専用の置き台の上に載せるなどして、できるだけ物を取り出しやすくしてあげましょう。私は置き台を購入してその上に置きました。

   10㎝ほどでも高くなるのが大きいですし、ついでに移動したいときも楽になります。

 

 

  それと、使用頻度の高い冷蔵スペースが上側にあるタイプの方が使いやすいと思います。

   

 

  小型だと自動霜取り機能がない機種も多いので、定期的に手入れが必要なこともあります。そこはしっかりご確認くださいね。

 

 

つづく。

 

少し前に

「体験入居する部屋に入ることが多いので慎重に見きわめて」

というようなことを書きました。

 

 

 

改めて、部屋を決めるポイントをまとめておきます。

 

・部屋の位置は入居者に合っているか(エレベーターからの距離など)

・近くの部屋は静かか

 体験入居時に隣室や外の音が気にならなかったか)

・部屋は明るく、日当たりがいいか(とくに冬場を考えて)

・ベッド(ナースコール)、トイレの操作パネルは使いやすいか

 (左右の手足の動きをよく確認して無理なく使えるように)

・間取りは使い勝手がいいか(家具の配置や備え付け収納)

 

 

あわせて、ホームに関して確認しておきたいこと

 

・職員さんが親切か、はもちろんのこと、相性も悪くなさそうか

 (なんとなく肌に合わないという感覚も大切にしてあげたい)

・見かけた他の入居者は元気で溌溂としているか

 (一緒に生活するので必ず影響を受けます。元気な人が多いとgood)

・食事は美味しいか(これ大事!)

・共有フロアなど、清潔で掃除が行き届いているか

・(もし入浴サービスを受けるなら)お風呂は綺麗で使いやすいか

 

 

今はコロナ禍のため、食事は食堂ではなく部屋で食べる個食だと思いますが、食堂を利用する場合は、食堂の冷暖房が適切で、テーブルや椅子は使いやすいか、消毒などもちゃんとされているか、も見ておきたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

出かけた先でふと空を見上げて何かが泳いでいる!と思ったら

近くの公園で凧あげをしている人がいたようです。

 

 

おお、と思って撮ったのですがいかんせん遠すぎました。

黒い点が凧です。超拡大してみました。

 

 

これならなんとか伝わる…かな。

 

 

今でも凧あげしている親子さんがいることにちょっと感動。

最後の年明けに良いものを見ることができました。

 

 

あけましておめでとうございます。

2023年が皆様にとって良き1年でありますよう。

 

 

私にとってはラストイヤーですが。

まあそれはそれとして、新年はお祝いしたい。

 

 

ここ数年のコロナ禍で、ご家族が老人ホームに入っている方は、まともに話もできなくてずっと不便な日々が続いていると思いますが、年始らしい差し入れなどしてあげて、お互いに気分一新してください。

 

母が入居してた頃はロビーで短時間なら面会可だったけど、他のホームはどうなんでしょう。せめて顔だけでも見れるといいですが。

 

せっかく多々経験したので 介護経験談 もブログの柱にしていろいろ語ってみたいと思います。

 

高齢化に伴って、介護問題は今後直面する方がますます増えてくるでしょう。

 

自分が終わる前に、少しでも参考になればうれしいです。

 

 

 

大晦日の黄昏。

 

人生最後の大晦日かも…と思うと感慨深いものがあります。

 

2022年もあと1日で終わりです。

 

母が亡くなってから早いものでもう1.5年経つことになります。

 

この歳になるとほんとうに日々が過ぎていくのが早い…

 

 Time flies.(光陰矢の如し)

 

その通りです。飛ぶよね、時間が。

 

 

断捨離をもっと進めて早く身軽になりたい…

ふとした光景に母のことを思い出し、鼻の奥がつんとなることがあります。

とくにクリスマス時期は一緒に旅行していたので思い出が多いのです。

 

いわゆる「ピーナツ母娘」と言われてしまうかもしれません。

でも、身体に障害があり思うように動けない母の面倒を30年以上看てきた私にとって、母はもう自分の一部のような存在だったのです。

もちろんすべてではないにしろ、ある程度は「生きている目的」だったのかな。

 

「母の笑顔を見たい」「できるだけ快適に過ごしてほしい」というのが、私にとって長年の命題でもあった気がします。

 

 

そんな母が大好きだった街、神戸。

最後に訪れたルミナリエの光の洪水は、今でも忘れられません。

 

 

ここ数日、体調が悪くて半寝たきりでした。

数か月に1度くらいの頻度で絶不調になります。しんどい。

 

一人暮らしだと、心配をかける人がいないのが気楽な一方で

やっぱりつらいですね。寒さが沁みる。

 

掃除もしなきゃだし洗濯もしなきゃ…

まあ思い切りさぼってはいるのですが。

 

Xmas?なんでしたっけそれ。

今日も早めに寝ます。

ただ早めに寝ても、深夜に目が覚めちゃうんですよねこれが。

さて、準備が整ったら、いよいよ体験入居のスタート。

 

この数日間でチェックすることは、基本的に家を決める時と同じような感じでokですが、老人ホームならではのチェック点について説明しておきます。

 

【部屋の場所が入居者のニーズに合っているか】

フロア内での部屋位置の優先順を、ご本人とよく話し合って決めておきましょう。

 ・足腰に自信がなくて少しでも歩く距離を減らしたい→エレベーター近くの部屋

 ・歩くのは苦でない、それより静かな方がいい→エレベーターの駆動音や部屋の前を通る人が少ない、エレベーターから遠い部屋

 ・とにかくできるだけ静かなのが一番→奥まったところにある部屋、角部屋(部屋が挟まれてないので静か)

 

また、高齢になると暑さより寒さの方がつらい人が多いので、できるだけ南向きで冬にも日差しの入る部屋が好ましいでしょうし、窓から緑が見えた方が四季の移り変わりを感じられ、脳に刺激にもなってよいと思います。

 

【部屋の使い勝手は、とくにベッドとトイレでの手足の挙動に注目!】

スムーズに進めば体験入居したその部屋に入ることになりますから、日常的な動作を伴う部分の使い勝手はとくに入念に確認しておきましょう。

 

ベッドの位置はある程度変えられますが(縦置き・横置き)、ナースコールの位置を考えると頭側と足側を入れ替えることはできません。体験入居時のベッドの向きから、寝る時に不自由はないか見ます。

たとえば、下の写真のようにベッドが置かれている場合は、手すりを右手で持って身体を支え、左脚からベッドに乗る形になります。右脚に比べて左脚が上がりにくい方だと、ちょっと無理な体勢になりますね。

 

[こちらの写真は「写真AC」まぽさんのものを使用させていただいています]

 

また、窓沿いの横置きにした場合は、右の壁にナースコールがあるのでこちらが頭側になります。このとき、手前側から上がりづらいと、毎日ぐるりと回って窓側から乗らなきゃならない…なんてことになって、さあ大変!

 

ベッドをどう置いてもしっくりこなかったら、もはや部屋選びから見直す必要すらあります。

 

 

トイレも同様に、手の動きが楽か・身体を無理にひねる必要はないか、などを確かめてもらいましょう。

トイレットペーパーや水洗操作パネルを使うときに少しでも不自由を感じたら、対処を考えましょう。位置が前すぎる、後ろすぎる、高すぎる、こちら側の手を伸ばすのはしんどい…体格や腕の可動域によって、不便の感じ方は千差万別です。水洗パネルの位置などは、お願いすれば入居前に直していただけることもありますから、前もってよく確認しておきましょう。

 

「ちょっと使いづらいけどまあ大丈夫。あまり言うと我儘になってしまうかも」とご本人が黙ってしまわないよう、些細なことでもしっかり聞いてあげてください。年を追うにつれ身体はどんどん利かなくなってきます。その時に困らないよう、入念なチェックが必要なのです。

 

 

家族でいろいろ検討した結果、入居してもいいなと思える空き部屋のある施設が1~2つに絞れてきたら、次は体験入居です。

 

※体験入居で使う部屋は空いている居室(もし入居するならここにしたいと思った部屋)なので、完全に満室で空きがなければ断られるか、系列の施設がある場合はそちらを紹介されることもあります。新築でない限りは、こまめにホームページで空き状況を把握してどんどん資料請求しましょう。

実際にどんな部屋が入居可能か、入居してもいいなと思える部屋か、フロアでの位置や間取りなどを入居予定の方といっしょに確認しておきましょう。

 

 

体感的には二泊三日ぐらいが多い感じがします。あまり長すぎても、もし「いまいち」だと思った時には逆にストレスになるので(途中で切り上げるのも気兼ねでしょうし…)、それぐらいがちょうどいいのかな?と感じます。

 

もちろん、体験入居したからといって、そこに決めなければいけない!ということではないので、気軽に利用して大丈夫です。ホーム側は入って欲しいのでけっこうプッシュしてきますが、それはそれ。

 

 

【体験入居に持っていく物】

基本的に「アメニティの無いホテル」に泊まる感じで準備すればok。

着替えや化粧品(スキンケア品)・保険証にお薬(お薬手帳)・衛生品(尿漏れパッドなど)・スマホなどは当然、タオル(入浴するならバスタオルも)・歯ブラシ・歯磨き粉からコップ(歯磨き用と飲み物用)など、個人で使うものを持参します。入れ歯の人は外した後入れておくケースもお忘れなく。

 

我が家では他に、いつも飲んでいるミネラルウォーターと目覚まし時計も持参しましたが、時計は部屋に置いてありました。電気ポットはあったかなあ…あった気もします。

 

それから、ホーム内でずっと履くための部屋履きは忘れずに持っていきましょう!

履きなれたスリッパでも構いませんが、初めての場所で長時間を過ごすので、不慮の転倒事故などを避けるためにも、できたら脱ぎ履きしやすくてつまずかない、踵まですっぽり入るタイプのものがベスト。ホームはバリアフリーにはなっていますが、夜にトイレに行くときなんかはやっぱり危ないですからね。

 

我が家で愛用していたPansyさんのシューズは、機能性も高くて履き心地も良くデザインも可愛い(ここ重要)ので、おすすめです。入居した後も使うので、お店でしっかり試着してこの機会に何足か買っておくといいでしょう。

 

 

 

まあ、もし足りないものがあっても後から届けてあげればいいので、それほど神経質になる必要はありません。細かく気にしすぎて疲れてしまったら本末転倒ですからね。

 

とにかく、できるだけ普段と同じ気持ち・体調で生活できるように気を配ってあげてください。

リラックスできるアイテム、好きな本やちょっとしたお菓子などを持ち込むのもありです。

 

 

長くなりそうなので、続きはまた次回に。