9月も残りわずかとなり、今月末には一気に気温も下がるらしいので体調にはお気をつけください。
さて、本日はいま注目されているお酒の話をしたいと思います。
その注目されているお酒は「ジン」です。
ジンと言えばジントニックやホワイトレディ、マティーニなどカクテルのベースとして使われることが多い蒸留酒です。
アルコール度数は40度前後とかなり高めです。
では、どうして今ジンが注目されているのか?
その理由が「クラフトジン」です。
皆さん「クラフトビール」は聞いたことあると思います。
それのジンVer.です。
「クラフト」のつく商品とは簡単に説明してしまうと大手メーカーの大量生産された定番商品とは異なり、独自の製法で小規模生産により差別化された商品のことです。
クラフトジンに明確な定義はなく、「少量生産で強いこだわりを持って造られたジン」であればクラフトジンを名乗ることができます。
この「クラフトジン」流行のきっかけはイギリスのシップスミス社が「SIPSMITH London Dry Gin」というクラフトジンを販売したところ、小規模なが ら高品質かつ新しいジンと評価され欧州で大ヒット。
日本国内でも2016年に岡山の宮下酒造が国内初の樫樽貯蔵「クラフトジン岡山」を発売。続いて京都蒸留所が製造する「季の美 京都ドライジン」。さらに 2017 年 4 月に本坊酒造による「和美人」。6 月末にはアサヒによる「ニッカ カフェジン」。7 月にはサントリーによる「ROKU(ロク)」が発売されています。
サントリークラフトジン「ROKU」
そもそもジンってどんなお酒なのか?
ジンとは簡単にいうとボタニカル(ハーブや果物の皮、スパイスなどの草根木皮)で風味づけされた蒸留酒(スピリッツ)です(蒸留酒の説明は割愛します)。
使用するボタニカルとしてジュニパーベリー(杜松の美)を必ず用いなければならないのも条件の一つです。
ジュニパーベリー
日本国内のクラフトジンの特徴としては煎茶、玉露、柚子、桜、山椒など日本独自のボタニカルを使用していることです。
価格は通常のジンが1,000円くらいからに対してクラフトジンは3,000円~5,000円と少し割高ですが、カクテルベースとして使用される通常のジンと違い、ロックやストレートでも楽しめる味わいの物が多くなっています。
国内でもまだ流行し始めたばかりのクラフトジンに是非ご注目ください!
当店でも今後お試しいただけるように入荷できたらいいなと思ってます!
【お知らせ】
9月30日(土)のお席が残り4名様卓×2となっておりますので、ご予約はお早めに!!
なお、29日(金)、10月1日(日)はまだ余裕がございます!
今週も沢山のお客様のご来店お待ちしております!