過去のブログを移行していて、次男妊娠中に書いたメモを読み返しました。


次男は、40歳で採卵した受精卵で産まれました(なんだかこの表現をすると、いま逞しい赤ちゃんになっているわんぱく次男があの受精卵だったというのが信じられません)。


高齢出産の定義がよくわかりませんが、40歳過ぎはその部類かなと。


妊娠中は、出生前診断に対する迷いがありました。そのときの気持ちをブログに上げるつもりでメモしていましたが、結局ブログにはあげず。

なぜなら、いろいろ考えたり迷ったりしましたが、結局出生前診断を受けるのか受けないのか、どちらの覚悟もできなかったからです。汗


次男は今のところ元気に過ごしていることもあって、そんな迷いがあったことを忘れつつあったので、念のため、当時の気持ちを残しておこうと思います。


覚悟できなかったので、結局血液などをとるような出生前診断は受けていません。産科で受けるエコー検査のみです。


以下、メモの内容(ぐるぐる考えているけど、ぜんぜん考えがまとまっていませーん。汗)。妊娠13週くらいに書いたと思われます↓


初産ではないとはいえ、シジューの誕生日後に採卵した受精卵が育ってくれているのが、いまお腹にいる赤ちゃんです。 


前回、染色体異常で9週ころにダメになってしまったこともあり、染色体異常はやはり他人事じゃないんだ、と思い知らされました。染色体異常は年齢に関係なく起こるのはわかるのですが、そのリスクが年齢で高くなっているということを考えると、今回は大丈夫かな、と不安な気持ちもあります。 


いまは、赤ちゃんの異常を出生前に調べる方法として、羊水検査や絨毛検査だけでなく、血液でわかるNIPTもあります。 いろんな方のブログを見ていると、私から見れば若い、30代前半の方や20代で受ける方も。

 

振り返れば、私が息子を妊娠、出産したのは35歳。そこそこ高齢?だったわけですが、染色体異常などのことは心配していませんでした。知識がなかったのもあるのかもしれません。 

今回は、検査したほうがいいのかな、NIPTがやっぱりいいのかな、胎児ドックでエコーで細かくみてもらうだけでも違うかもしれない…などと悶々と考えていました。 


私が通っている産院は、息子のときもそうでしたが、母体の経過に問題がなくて、エコーでみる赤ちゃんも問題がなければ、検査のことなど一言も言われません。

 シジューオーバーの今回もやはりそうで、先生にさりげなく聞いてみたら、受けるのは夫婦で決めることだし自由だと言うくらいで、どちらかというと、受けることは勧めていない感じ。健診2回とも違う先生でしたが、2人ともそんな感じでした。 


私の母親とも話しましたが…というか、母から言ってきました。年齢も年齢だし、検査受けるでしょ?と。 正直、私自身が精神年齢が低くて、ダメダメな人間なので、なにか病気があったり障害があったりして子どもに手厚いケアが必要になったら、私ちゃんとできるかなと不安になります。情けない… 母はそういう私の性格を思って言っているのか。かわいい娘に苦労してほしくないと思うからか…わかりませんが、なにか母心みたいなものはありそうです。 


私も、検査を受けたほうがいいのかなーという気持ちに傾いていたのですが… でも受けてどうするんだろう。もし、重大ななにかが見つかったら、堕ろすという選択をするのだろうか、と考えました。 …できません。そんなこと、できない。 それでも、とりあえず受けるという姿勢で受けようか。いや、重要な検査をそのようなノリで受けられるわけがない。 ぐるぐる考えが変わってわからなくなりました。 


夫婦の問題なのにひとりで悶々としてしまったので、夫に聞きました。夫の答えは…私が予想していたとおりでした(何年もいると夫の考えがわかってくる!)。 受ける必要はないと思う。はやくわかってどうするの?ここが異常があるかもしれないといわれて、産まれてくる子はこんな子だと型にはめて考えることになる。そんなことをして、子どもがかわいそうだと思わないのか。もし何かあったら、産まれてから考えればいい。運命は受け入れるしかないんだから。 そんなようなことを言われました。

私が堕ろそうと考えているとは思っていないと思いますが、もし赤ちゃんに何か見つかったら、度量のない私のことなので、必要以上に心配して、オロオロして、あることないこと考えるのは目に見えています。