はいどーも!

今回は前回宣言した通り!

皆さん待望の、口パク問題にイガリが言及しますよっと。

あくまでも個人的な意見やし、

これが正しいとか全てって訳じゃないので悪しからず。

なんかまた余計な事言うてるわーくらいでお願いします。

ここでいう口パクは楽器のアテブリも同様です。



そもそもなんでこの記事を書こうかと思ったのかというと、

ここ1ヶ月くらいで口パク.アテブリに関するニュースをいっぱい見たから。

もしかしたら演者側の話を聞きたい人もいるかなーみたいな。

なんておせっかいな話なんでしょう。



見たニュースの内容としては、

大御所バンドが口パクでテレビ出演したとか、

もしくはその逆で、

喉の調子が悪くまともに歌えないのに、頑張って口パクせずに歌った人のニュースとか。

もしくはまた別の例で、

一部、放送の時に音源が差し替えられて、結果口パクみたいになったとか。



これらのニュースは個人的には批判も肯定もしない。

どれならいいとかいう問題とは思えないし、ただの事実でしかない。

その時そうやったって話。



しかーし!

それに対する一般の方のコメントが理解出来なかった。

基本的には、

「なぜ口パクをするのか?」
「なぜ口パクしなかったコトが褒められるのか。」
「口パクをしないのは当然ではないのか。」
「そうだったなんてショック」

こういったところでしょうか。

なぜそう思ってしまうのでしょうか。

裏切られたとでも思ってるのでしょうか。



それに対するイガリの答えは「それは、あなたがそれを求めてるから」です。

理由は後で説明します。



ここからは完全にイガリの個人的意見ですが、

口パクに対して、アーティストは3パターンあるとイガリは考えてます。


1.「下手やから口パクでしか出演出来ない人」

2.「なんらかの理由や圧力で、口パクせざるを得ない人」

3.「口パクこそ求められる表現の最高峰やと考える人」


1番は分かりやすいですよね??

下手やから歌えないんですよ。

生で歌っちゃうと単純に評価が下がるからやめておこうっていう判断ですよね。

実際に動画サイトなんかでは、マイクが倒れてるのに歌が流れてるみたいなのも皆見た事があると思います。

まー簡単に言うと論外ですよね。



続いて2番。

何らかの理由や圧力。

例えばテレビに出る時に、音源流すなら出演できるけど、生演奏はダメだって言われた。でもどうしても出たい時とか。

何か開会式とか野外で演奏してくれと頼まれて、そこがいきなり極寒で楽器が弾けないとか、歌が歌えないとか。

もしくは何らかの入れ違いで機材が届いてなくって、でももう何万人も待ってる状態で、どうしても今やらないといけないとか。

何十人という大所帯で全員歌う必要がない、または歌わせてもらえない時。

もしくは上記したみたいに、本人は生歌を披露したつもりでも音源に差し替えられてたとか。

そんな感じですかね。


色々ありますけど、

どれもこれも聞く側からしたら知らんがなって感じやと思います。



3番目の「口パクこそ求められる表現の最高峰やと考える人」

ここが今回のテーマです。


要は完璧に口パクに合わせて、表情も何もかも作るってコトですよね。

しかも本当に歌ってる時よりもさらに高い表現力で、相手に伝えるというコトです。

これはCDの音源を流してるとかいう話じゃなく、

ライブや放送用に別の音源を収録してるレベルの話です。


全ての音程やタイミングをCDの用に完璧に直してる音源ではなく、

いかにもライブで歌ってるような絶妙な音源を精密に作り上げて、それに合わせて表現するという感じのもの。

まさにギリギリいい感じの音源を収録して用意するんです。

今はそんなコトも可能です。

でもそれも分かる人には分かります。


しかしながら、

こっちの方が需要があると見込んで、音は完璧に臨場感を作り出した音源を流して、

さらにそこに動きや表情も乗せるのが、一番求められてるものだと確信してる人がいると思います。

これが3番目の理由な気がしてます。



ここからまた別の話です。

例えばコーラスだけ流してる人もいます。これは聞いたら分かりますよね??

これも、そこはその方がいいでしょっていう配慮やと思うのです。


もう少し別のパターンで、

音源を半分、生歌を半分歌ってダブリング(←ググって)っぽく聞かせる人もいます。


楽器ならギターの一本目は音源を流して、そこに上からリードギターを弾く人だっています。


これはアナタはどう捉えるんでしょうか。

これもダメだというんでしょうか。


表現者もそう聞かせたいからやってるやろうし、

アナタがそういう表現を聞きたいと思ってるんじゃないでしょうか。

アナタはそういった細かい違いに気付けるんでしょうか。


口パクをその場で指摘も出来ずに、

あとからニュースとかを見て、なんだそうだったのかって落胆する。

それなら別にバレなければいいだけじゃないでしょうか。


事実は置いといて、アナタは生音だけを求めてる訳ではない。

それに合わせて表現者が表現している。


そのほうが歌をうまく聞きたいあなたにとっては好都合です。

口パクされても気づかないから、みんなするんです。


アナタは「人」じゃなく「歌声」を聞いてるんではないでしょうか。

なのに口パクが後から分かると「歌声」じゃなく「人」を否定している。

それなら最初から「人」を聞いた方がいい。



何が言いたいかというと、

「口パクがそんなにイヤなら、もうそのアーティストは聞かなければいい」んです。

なんで文句言いながらも聞くんでしょうか。

聞く人がいるからやるんです。

もう、それはそれは一気に大嫌いになっちゃえばいいのです。

そしたらこの世から口パクは消滅すると思います。

イガリはそれを言いたいのです。

イヤなら聞かなければいいのです。


イヤと思える耳を作るしかない。

じゃないと、バレなきゃいいってコトになってしまいます。



最近は特に海外やけど、フェスに出演したバンドがすぐにyoutubeとかに配信したりするのが主流になってる。

あれ、一般の人が勝手に撮ってるやつより、プロショットのやつ探すでしょ?

ガチガチに音が修正されてるものいっぱいありますよ。

そっちを探すってコトはアナタはそっちの方が好きなんじゃないでしょうか。



イガリはやっぱり、生の方がいいと思う。←ヤラしい意味じゃなくて。

口パクやアテブリをされると全然見てて興奮しない。

やっぱ臨場感がないと!

あの人、今日声出てなかったけど、めっちゃカッコ良かってんけどー!

とか、

歌詞間違えてたでー!笑

みたいな会話をしてる方が個人的に楽しいのです。


男の人は分かると思うねんけど、

ネットでエロ動画見てたら、たまにほんのちょっとだけ動画と音声がずれて興奮が一気に冷める時ありますよね??

あとは女優さんの演技がオーバー過ぎてどうも感情移入できないとか。


動画と音声がずれるのは、口パクの失敗で、

女優さんの演技がオーバーなのは、音程もタイミングも修正されたガチガチの映像を見てる感じ。


イガリ的にはそんな感覚なんですよね。




普通に発売されてるDVDとかでも、

完璧に音程やタイミングを修正したり、歌い直したりしてるものも山ほどあります。

でもたぶん、演者からしてみたらそれは企業努力です。

いい感じに聞かせたいし、アナタがそういうものを聞きたいと判断されている。

生の音だけを求めてる訳ではないと判断されてる。

これが最初に「アナタが求めてるから」と書いた理由です。



えー!そうなのか!なんてひどい話だ!と思ったアナタ。

耳と感覚を一気に鍛えれて、本物を見分けれるようになる方法があります。


それはですね. . . . . .




バンドやろうぜ!!!!!!


またそれかよ!って思ってるアナタ。


またそれなんですよ!笑


そう!何を隠そうこのブログはバンドをやろうという話をしたかっただけなのだ!笑


バンドをやれば上記のお悩みは全部解消されるのだ!


自分で楽器を弾いて、歌を歌ってレコーディングなんかを経験した日には、

口パクもアテブリも見分けて、アナタが本当に聞きたい音を聞けるのだ!

とにかくイガリはみんなにバンドをやって欲しいのだ!



その為に長々とブログを書いたのであります。

あー疲れた。


本物を見極める事が出来るのはとってもカッコいい事です。

実際に自分の意志とは関係なく音源を差し替えられた方も、

放送を見て「ボーカリストなら分かる」と本人が言ってました。


音の違いもそうやし、味の違いも人間も。

本物を見極められるのはとってもカッコいい。


本物の感覚はすぐ側にある!

ぜひバンドやって下さい。



口パクに怒るリスナーを否定するつもりは一切ありません。

口パクする理由としてはこんな感じじゃないじゃないかなっと思って書いただけです。


結果、バンドやろうぜ!と言いたかっただけです。笑

どうもお騒がせしました。

どーん。