ども、hey-poleです。

 

なんとなく皆が付けているUSB電源を付けたくなったので、付けてみました。

リレーをかまして、バッテリーから直接電源を取る方法です。

リレーの仕組み等は、たくさんネットにあるので、調べてください。

今日は、ビックリするくらい電気とか配線がわけわからない人の為に、少しでも参考になればと思い、書いてみます。

 

下図は、簡単にそのままの線の色で配線すれば、USBが使えるようになる図です。

リレーは、エーモン1245です。USBはデイトナの1ポートです。

USBの種類は、デイトナでも他のメーカーでもなんでも大丈夫ですが、今回はデイトナを例にしています。

 

 

① USBから出ている赤線と、エーモンの黄色線を繋げる

② USBから出ている黒線と、バッテリーのマイナスを繋げる

③ エーモンから出ている赤線を、バッテリーのプラスに繋げる

④ エーモンから出ている黒線を、バッテリーのマイナスに繋げる

⑤ エーモンから出ている青線を、ヒューズと繋げる

USBとエーモンの両方の黒線が、バッテリーのマイナスに繋がっているので、バッテリーのマイナスには線が2本繋がることになります。

 

 

まずは①です。

USBから出ている赤線及び黒線の先には、何かコネクターのようなものや、金具が付いていますが、ニッパーでブッタ切ります。

下の写真で言うと、真ん中のパーツです。先端にはUSBを差し込むパーツがありますが、反対側の先端には、白いコネクターがあります。

このコネクターをブッタ切って、線をむき出しにします。中間に黒いボックスみたいなものがありますが、このボックスから白いコネクターの間でしたら、どこでもブッタ切って大丈夫です。短く切りすぎると、バイクに装着するときに線が届かなくなったりするので、事前にバイクで長さを測るか、白いコネクターのギリギリで切るか、を選択して下さい。余裕を持って下さい。

 

そのむき出しの赤線と、エーモンの黄色線を繋げるのですが、エーモンの黄色線にはギボシという金具が付いています。

USBの赤線は、むき出しのままなので接続が出来ないため、エーモンと同じく、ギボシを付けないと接続できません。ギボシとは何か!ネットで調べて下さい。

なぜこんなギボシと言う金具が付いてるの?絶対ギボシを付けないと電気的にダメなの?WHY?

となる人もいますが、安心してください。

USBの赤線の皮を1センチくらい剥いて、銅線をむき出しにし、エーモンの黄色線のギボシもブッタ切って、皮を剥いて線をむき出しにして、2本の線をくるくるネジって接続して、テープを巻いても大丈夫です。安心してください。

ただ、これだと何かあった時に外すのもめんどくさい。テープがネットリしてくる。テープが外れて銅線がむき出しになって危なくなる。不細工。等々ありますので、すっきり接続しましょう!と言うことでギボシを使用します。

 

下の写真がギボシです。

 

オスとメスがありますので、エーモンにどちらが付いているかを確認して下さい。

ギボシでカチッと接続します。抜き差しも可能。見た目が整う。安全度が増す。ただそれだけの話です。心配しないでください。

 

次に②です。

これは、USBから出ている黒線をバッテリーのマイナスへ繋げます。

バッテリーに繋げる金具はギボシでは無いです。丸型の圧着端子やクワガタ端子を使用します。

 

次は③です。

エーモンから出ている赤線(ギボシ付き)を、バッテリープラスに繋げます。

そのためには、まず余裕を持った長さの電線を用意します。できればエーモンから出ている赤線と同じ太さの電線を用意する。色も赤にした方が分かりやすいです。(ホームセンターで買えます)

この用意した電線、他えば30センチの長さを用意したとして、片方の端にはギボシを付けます。このギボシでエーモンと接続します。

オスとメスがあるので、エーモンに付いているギボシを事前に確認して下さい。

そして、もう片方はバッテリーと繋げますので、これも②と同様、丸型やクワガタ端子を使用します。

 

そして④です。

エーモンから出ている黒線をバッテリーに繋げますが、③と全く同じことをします。エーモンから出ている黒線と同じ太さの電線を用意し、片方はギボシ、もう片方は丸型かクワガタ端子を付けます。線の色も黒にした方が分かりやすいです。

 

やっと⑤です。

まずは、バイクのヒューズボックスを開け、ヒューズの爪の形状を確認します。7.5とか10とか15とか、ヒューズに数字が書いてますが、まずはどれでもいいので1個はずして、爪の部分の形状を確認します。(バイクによって爪の種類が違うため)

次に、7.5か10か15のどのヒューズを交換するかを決めます。どれでもいいですが注意があります。

エンジンを止めているのに電気が流れているヒューズがあります。もしこのヒューズと交換すると、エンジンを切っても電気が流れてますので、USBを使用しなくても、少しづつバッテリーが無くなります。エーモンリレーを付けた意味が無くなります。エンジンを止めている時に、電気が流れていないヒューズを使用する必要があります。テスターを持っていれば確認できますが、ない場合は、と言うと、、、。

私のやり方ですが、ヒューズボックスには先ほど記載した7.5や10や15と言ったヒューズが何個か入ってます。

もし、ヒューズボックスに15のヒューズが1個しか入ってなかったバイクの場合、常時電気が流れているヒューズなのか、そうでないかは50%ですので、15のヒューズは選びません。

例えば、ヒューズボックスに、15のヒューズが1個、10が3個、7.5が2個、入っていたとしたら、10のヒューズにします。3個全部に常時電気が流れて無いだろう!と言う期待が一番持てるからです。簡単に言うと、一番数が多い種類のヒューズを選びます。

 

一番多い種類の数字のヒューズを選び、爪の形状の写メを取って、バイクカスタムショップやオートバックス等に行って買うか、ネットで購入になります。

 

下の写真が、必要な交換ヒューズです。これは10のヒューズです。赤色です。15は水色です。7.5は茶色です。

真ん中の白い筒に5Aと書かれていますが、7.5でも10でも15でも、この白い筒に5Aと書かれていたら大丈夫です。

なので、10のヒューズを交換する場合は、線が赤で、筒に5A。

7.5は、茶色の線で、筒に5A。

15は、水色の線で、筒に5Aと書かれていれば大丈夫です。爪の形状も間違えないように確認して下さい。

この写真には、ヒューズの反対側にはギボシが付いてくれていますので、エーモンの青色の線にそのまま接続できます。

 

さて皆さん、やっとバッテリーと接続となります。やっと。しんど。

USBとエーモンは、事前に接続できるギボシは、全部接続しておいてください。めんどくさいので。

まずはバッテリーのマイナスを外してから、プラスを外してください。

そして、バッテリーのプラスとエーモンの赤線を再接続してから、マイナスに、USBの黒線と、エーモンの黒線を接続してください。

残るはヒューズ、、、。ここでは10のヒューズを選びましたので、どこかの10のヒューズを外して、上の写真のヒューズをはめ込みます。

勿論ギボシ部分はエーモンと接続されている状態です。

もし、3個ある10のヒューズの内、常時電気が流れているヒューズに入れてしまった場合は、エーモンの本体がカチカチ音が鳴ります。

その場合は、元々入っていた10のヒューズを戻して、残り2個ある10のヒューズのどちらかと入れ替えます。

ヒューズを入れ替える時に、カチカチと音が鳴らなかったらOKです。

これで完了です。

バイクのキーをOFFにした状態で充電される場合は失敗ですので、一つ戻って、またまた他の10のヒューズと入れ替えます。

3個ある10のヒューズが全て常時電気が流れていることは無いので、どれかが大丈夫です。

これでOFFにしている状態では充電されず、ONの時のみ充電されます。

ヒューズの位置を変えても改善されない場合は、15や7.5でトライが必要になります。

でも、心の底から全く分からない人からすると、無理ですよね。

だから諦めてください。笑

まだ不安だと言う方のために、更に簡単に言うと、一番上の配線接続が出来たら大丈夫です。

ギボシや端子の話をしましたが、色々接続するのが安全で簡単なので使いましょう!と言うだけの話です。

下図が、最終系です。

 

 

以上、お付き合い有難う御座いましたー。