ブルマは暇を持て余し、
今の自分にはベジータ以外
何もないよなぁって思ってるねん
燃えるものがあって
常にメラメラしときたいブルマ
今の状態は自分が選んだ事とはいえ…
ヤドカリ化が進む
漁村にいたブルマからは
大都会はせせこましいし、
窮屈で無機質な場所に思える。
でもホンマは
都会も好きやねん
友達おったら世界が変わるし
ブルマの考えとし
夫婦といえど自分の世界は欲しい
今は夫婦ボッチの生活やから。
前からずっと言ってんねんけどな、
友達欲しいーって
それにゆくゆくは
仕事もしてキラキラしたいって
その思いをベジータに吐き出してみてん
「ブルマさぁ、今の生活はベジータしかないから。それは嫌やねん。」
「俺がいるだろ」
(言うと思った。)
「いや、だからベジータはおるけどな、
それだけやん」
「俺がいるからいいだろ」
(念押しか。)
「自分の世界って必要やからな
ベジータだけしかない世界はブルマは嫌や。
とにかく友達ほしいしな!
いくら夫婦といえど、ブルマはブルマの世界が欲しいわけよ!」
「俺がいるから充分だろ」
(黙れ!)
分かってるねん、
ベジータは常にブルマを確保しときたい
予想通りやで
わしはあきらめんぞ〜
今はゆっくりしてるけど
ブルマはブルマの世界を広げてくんじゃい
で、訓練として、今から促すねん
「実家や義兄の家に泊まってきたら?」
「嫌だ」
「ほな、友達と遊んできーよ。」
「嫌だ」
…
行きなさいよ
嫌だ!
ボチボチ慣らしていかねば
性格は変わらんけど慣れって大事やしな
あの手この手でいかねば
世界を広げろ!
ベジータ!
夫婦ぼっちは嫌だー