全20色のカラフル碁石、ごもっくん。 染めあがり、乾燥させたのちに、こちらの色見本から、その色に名をあてます。
379色が載っていて、ほぼ似た色が見つかります。ときに、一般的にイメージしにくい名だったりすると、近い色でわかりやすい名に託したりしていますが。
色にあてるのは、名ばかりではありません。
囲碁の棋譜並べで、棋士のイメージカラーを選んで使えますよ。
棋譜とは、こんなふうに打たれた手順を数字で記録したものです。
棋譜を盤側におき、数字を頼りに、自分で碁盤に石を置いていくと、その対局が目の前で再現できます。楽譜を見ながら楽器を奏でるようなことで、その局を実感するんですね。好きな作曲家を想うような気持ちで、好きな棋士の碁を並べるヒトビトもいます。その棋士に似合う色で並べれば、想いも深まるというもの。
イメージカラーは、一流棋士同士なら、全集の装丁色など。
坂田棋士には『炎の譜』と題されたタイトル戦全集もあり、赤がぴったりです。秀行先生には縹色を使います。タイトル戦全集『飛天の譜』の紅白(上下巻)も印象深いですが、赤系がかぶるとわかりにくいかなと。
これは今期の女流棋聖戦から、
黄色は藤沢さん、相手の奥田さんは桃を。
棋譜並べをもっと楽しく。。