ヒトゲノム分析で、朝鮮人とエベンキは無関係であることが判明
朝鮮人とエベンキの関係がネットで流布されています
個人のブログ以外にも、そのように書かれたサイトも多々見られます
↑ロシア国内のエベンキ族居住地
ツングース系の蛮族、エベンキには「アリラン、スリラン」というハッキリした単語があり、朝鮮語と共通の言葉です
しかし、現在の韓国人などはその意味がわかりません
故にエベンキなど穢(わい)族系が、起源の文化であろうと言われてました
又、韓国には、鳥を型どったソッテや、チャンスンというトーテムポールもあり、大きな特徴ですが、これもエベンキなど穢(わい)族系の特徴です
韓国のソッテ
韓国のチャンスン
最近では、古代の朝鮮半島の血は、モンゴルの支配をうけて、エベンキが移されてから、朝鮮半島の血の入れ替えが起ったなどとまことしやかに言われており、現在の韓国、北朝鮮の祖先は、不衛生な蛮族エベンキであると定説のように言われてました
ところがヒトゲノム分析の結果、朝鮮人とエベンキは無関係と分かりました
ST遺伝距離を示す図
■KOR 朝鮮人
■EVN エベンキ族
朝鮮人とエベンキ族は無関係であることがハッキリ分かります
「特定文化が似ているから、子孫に違いない、濃厚な血の交流が有るはずだ、同族のはずだ」
こういう思考が全く通用しないことを、如実に示します
韓国・北朝鮮のそれは、エベンキ含むツングース系の文化が、伝播したのに過ぎない事、ハッキリと示してます
同様に、文化が似ているからという日ユ同祖論があります
こちらも、客観的な証拠がない
ただ文化が似てるだけでは、意味ない
▶エベンキや穢族の居住地は、朝鮮族に近く、文化だけが伝播しておかしくない
▶古代中国の大型ユダヤ人コロニー(開封)と日本は距離が近く、往来も頻繁で、文化だけ伝播してもおかしくない
こういう事です
2004年に「ヒトゲノム」のDNA塩基配列が解明され、それまでは、ゲノム中の僅かな範囲しか調べられなかった人類進化の研究において、一挙に100万ヶ所以上(全ゲノムで約1000万ヶ所、遺伝子エリアで約100万ヶ所)を調べることが可能となり、数万倍解像度が上がりました。
これは、以前は虫眼鏡程度(ミトコンドリアDNA、Y染色体ハプロタイプなど)であったものが、光学顕微鏡を飛び越えて、電子顕微鏡レベルに解像度が上がったことを意味します。
従来のDNA分析(ミトコンドリアDNA、Y染色体ハプロタイプなど)から、飛躍的な技術革新が起こり、同じ民族であるか否か、子孫であるか、出自はどこか正確に判定できるようになったということです
最早、ハプログループD(縄文人)だ、E(ユダヤ人含むアラビア人)の遠い遠い親戚だなんて虫眼鏡レベルのアヤフヤな話をしている時代ではないということです