2013 秋カレイ釣り 開幕
10月1日付で、郷里の四国へ転勤
実家からは40km位(車で1時間)離れてますけど、是位ならUターンの内だと言われるかもしれませんね
本日、平日休みが取れたので、試しに投げてみようかと思って出かけました
四国で竿を出すのは、8年ぶりかな....
ところが、かって通っていた釣り場が、ことごとく閉鎖されていました
近辺の釣具屋さんは、何件も閉店してました
餌の青虫を買ったものの、釣り場がない...
困った事態になりました
困った挙句、10年位前にカラスエイと激戦、並継ぎを2本失ってしまった激流釣り場へ到着
灯台の向こうに見えているのは、瀬戸大橋です
10年前にココで戦った相手は、体重が、30kg前後あり、高速で泳ぎまわるのがカラスエイです
ベイトを追って狂乱状態となり、釣り針や仕掛けを体に引っ掛けて、泳いで行く為、釣り人には厄介な存在です
女性だと、引きずられて、トットトト...と歩き出してしまうほどです
瀬戸内海の島で釣っていると、出くわす可能性が高いと聞きます
畳サイズのイトマキエイが数頭、空中に飛び上がって、大きな波紋を上げるため、目の前にいた乗り合いの釣り船から悲鳴が上がっている、阿鼻叫喚の状況でした
私はカラスエイに引っ掛けられて、タックルがいくつも水没(最後に釣り上げるまで、その怪物の正体がエイだとは知りませんでした)
周囲の釣り人協力も合って、いくつかは回収しましたが、結局、並継ぎが2セット行方不明になってしまったのですね
以後も、尻手ロープをして応戦し、一瞬わたしも引っ張られて数歩海に向かって歩いてしまいましたが、最後に釣り上げました
両翼1m弱の肉の塊で仰天しました
因みに非食用です。
普段は、35号~40号のスパイク錘(下写真)を持った人たちが投げている場所です
今日は潮が小さいので、35号~33号のL天秤で何とか止まります
ホッとしました
しかしながら、重たい錘での遠投は、釣具や体に負荷がかかりますので、結構しんどいです
投げていたら、プロテクターが1コ、ダメになりました....
第1投、振り出しのスピンパワー425AX-Tで120mゾーンへ
すると投げてから10分足らず
写真を撮り終えて糸ふけを取っていたら、竿先が怪しくペコリ
そしてフワーッと道糸がふけました
合わせを入れると、バタバタ暴れる魚信あり
引き上げてみると、激流で丸々とした筋肉質のカレイが.....
マコガレイ31cmでした
潮止まりの時刻でもないのに、午後からの期待してない青虫1匹掛けでGET
全く予想外で、驚きました
正直、どー見ても事故ですね(爆)
そういえば、去年も北陸でのシーズン第1投でイシガレイ31cmだったなぁ.....(とーい目)
昨シーズン、爆釣かと思ったのに後がさっぱり
嫌な予感がします(苦笑)
その後、小さいながら23cmを1枚追加
一般にちょい投げ釣り場と言われてますが、私の辞書に「近投」という言葉はありません
昔ほどパワーはありませんが、ひたすら「遠投」あるのみです
多少手加減しても、投入点100m未満はあり得ません
遠投タックルでちょい投げして、カレイ釣っても全然楽しくないからです
それなら、全投遠投で坊主の方が、マシです
因みに最初のカレイだと、市価で2,500円~4,000円位です
マコガレイは、最も美味なカレイです
とりわけ、マコが入った瀬戸内海産のカレイは、最高に美味とされ高値で取引されます
ヒラメより高価なのが現在の瀬戸内海のマコガレイです
瀬戸内海の魚は激流にもまれて育っており、筋肉質で身が引き締まってます
その為、瀬戸内海産は、最も美味とされるのです
この周辺のカレイは、特に肉厚で、普通のカレイと厚さが違います
明石のタコが、美味いのも同じ理屈で、身が引き締まっているからです
そのタコを使った明石焼き(タコヤキ)が最高に美味とされる訳です
鳴門海峡や来島海峡の真鯛が最高に美味いと言われる理由も同じです
どちらの海峡も、渦潮が見られます
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その後、妙な魚信が合ったと思いきや、エソ28cmでした
フッシュイーターで、牙だらけの大きな口を持ってます
瀬戸大橋の東側では、まず見られない魚ですので、「?」という印象ですが、かすかに魚種の記憶にあります
一般にはかまぼこの原料で、外道ですね
あまり期待してなかった最初の釣行でしたが、まずまずの成果
釣り場で最近の県下の様子を聞きましたが、カレイは、サイズどころか、釣れたらいい方で、今はサイズを問えないという状況だそうです
確かに、webで探ってみても、2012年は温暖化の影響なのか、ウミケムシが大発生してカレイ釣りはサッパリだったようです
昔の好釣り場が、いくつもなくなっている状態で、釣り場にも困ります
今後が厳しそう........