『OZMAFIA!! -vivace-』
「ソウ」は、何者だったんだろう?
風のように消えてしまう。
フーカが幸せな未来を歩む上で、ソウは必要ない?
まぼろし?
誰もが知っているけど、誰もが気にしない存在だと言っていた。
【計画】って何?
彼女を好きになってしまったから、この狭い世界から壁の外へ連れ出したくなった?
街の中心にそびえ立つ大きな塔が小さく見えるほど、二人で遠くへ逃げてくる。
話の流れからなんとなく、これは想定外の出来事のように感じる。
【計画】とは、別のものかな。
二種類のエンド、どちらでもソウかフーカが体調を崩し街へ戻ることになる。
原因不明で、ロビン先生でも治すことが出来ない。
フーカが体調を崩した場合、ソウは自分が干渉したからだと言う。
治す為には、彼女の中からソウと過ごした記憶を消すしかないと。
・・・これも時空の話か?
オスカー・ワイルドのパートで、館の主人のドリアンが従順にさせる為にフーカの思考の一部を取り除く?ようなことをしていたが。
オスカー・ワイルドは娼館なので、そういう展開は想像に難くなかった。
あれは胸クソ悪いストーリーだったわ
ただただ快楽を貪るお人形さんにされてしまうのだから。
従業員のマンボイの個別ルートがあればまだマシだったかもしれないけど😓
マンボイは、この街の法には触れないが確実に犯罪を犯している。
要らなくなった存在を消し、処分している。
主人の命令に逆らえず従っているだけだとしても。
彼女と心を通わす幸せな未来は許されないということなのかもしれない。
これはファンタジーだから、不思議なことばかり起こる。
結局、ソウも何者なのかわからなかった。
姿は見えなくても、触れられなくても、いつも傍にいる存在。
・・・妖精か何か?
スチルはソウが一番綺麗で素敵な雰囲気だった。
二人とも、可愛らしい。
この二人だけは、異質な存在に思えた。
流れ的に、やっぱり【ドロシー】と【トト】だろうなと思う。
最後に残るのは、エピローグとエンディング。
この世界の仕組みが、やっとわかるだろう。