きっと須磨寺の中で一番有名な場所・源平の庭
私もここだけは知ってました(逆に言えばここだけしか知らんかった☆)
ほとんどの平氏が海に逃れ、逃げ遅れた平敦盛(清盛の甥)は直実に見つかり、一騎打ちを挑んだ結果、倒されます。
直実が、首を取ろうと敦盛の兜を取ると、自分の息子と同じ、まだ十六、七歳ぐらいの少年。
名を尋ねると「あなたにとって私は十分な敵です。誰かに私の首を見せれば、きっと分かるでしょう。早く討ちなさい」と敦盛。
直実は、その潔さに打たれ、手柄欲しさにこの若い命を落とさせることをためらいます。
しかし背後にはもう源氏の軍勢が。
「同じ事なら私が手にかけ、後のご供養を致します」と泣きながら敦盛を討ったのでした、、、
真面目なことばっか書いてたら、頭痛くなってきちゃったわ
この須磨寺、公式サイトにも「オモロイものもたくさんございます」って書いてあるように、本当に色んな物がありました
わらべ地蔵
ヤレヤレ一つかたずいた、、、突っ込んでごめんやけど「かたづいた」やんね?
小石で頑張って表現しています
光源氏の世界も、頑張って小石で表現しています
光源氏はやっぱ光だけに、ちょっとツヤッと光る石を使ってますね
運慶作・鬼面
そしてこれがすごい、有名な「青葉の笛」!
現物が残ってるんですねぇ~
写り込みでちょっと分かりにくいけど、右側が敦盛愛用の青葉の笛。
敦盛が直実に討たれた日の朝にも、平家の陣からこの笛の音が聴こえてきて、源氏方の武将達も思わず感動したのだとか
敦盛の亡骸の腰に挿してあった笛を見て(結構ジャマそうやんね☆)深く感動した直実は、ここ須磨寺に敦盛の首と笛とを持ち帰ります。
その青葉の笛を見て、涙を流さなかった人はいなかったそうな、、、というお話。
青葉の笛について、ちょっと面白いエピソードがあって、松尾芭蕉が須磨寺を訪れ、有名な青葉の笛を見物しようとしたら、見物料が4000円近く?もするのに呆れ、結局見ないまま帰ったんやって
(分かるよ芭蕉、その気持ち!)
芭蕉はその後わざわざ
「須磨寺や ふかぬ笛きく 木下闇」っていう句まで詠んでいます。
きっとかなりムカついたんでしょうね☆
そのおかげなのかこの宝物館、なんと無料
長男も、ここが無料なんはすごい!
京都やったら500円は取りよるで~!と、コーフンしてました
続きます♡
でも次回は脱線しそうな予感、、、