主に自分用のマスジギングアレコレです。参考にしたい方は、オイラの妄想も多少混ざってますので話し半分に見てください。※若干、日本語や文法が怪しい部分がありますが目を瞑ってくださいw

それ間違ってるよって場合はコメントで指摘してもらえると助かります。また、お役立ち知識などあれば気軽にコメントに書き込んでください!皆様、オイラも含め1匹でも多く釣るために皆さんの知恵をお借りしたいのでご協力お願いします!┏○)) ペコリ


注意
大船渡のマスジギングは、基本的に0か1匹の世界なのでボーズになる覚悟がある方のみ釣戦してください。

時期
・大船渡は3月〜5月の連休位までで、だいたい3月の上旬〜中旬あたりはポツポツと顔が見れる程度で、3月の下旬〜4月の上旬がピーク(数釣りが望めるかも?な時期)、以降はポツポツな感じです。あくまで、個人的な体感なので異論は認めます。

・宮古は3月〜7月上旬くらいまで?
大船渡でしかやったことがないのでどういった感じなのか調査中

ロッド
マスジギング専用ロッド
ネイチャーボーイズ アイアンフリック
テイルウオーク サクラマス JIG SSD
など
※専用ロッドですが、タイラバ、ライトジギング、イカメタル等に使えると思います。

代用できるロッド
・タイラバロッド 〜160㌘まで対応
・スロージギングロッド #0〜3POWER
・ライトジギングロッド 〜150㌘まで対応
など

大船渡のマスジギングは100㌘前後のジグを使用するのが基本(オイラの場合)なので、100㌘基準でロッドを選ぶといいです。同じ100㌘対応のロッドでも硬さが異なるので(対象魚種に合わせた作りになっているので)ロッドを振ってみて調子を確認したほうが良いです(オイラは、いい加減だからそういったことはしないw)硬すぎるとジグが暴れてエビになりやすいです。以下実体験を記しますので読んでください。

オイラはスロージギングロッド#2ozと150㌘背負えるタイラバロッドの2本を使用しています。メインで使用しているのはタイラバロッドで、潮の流れが早いなど重いジグを使用する必要がある場合はスロージギングロッド#2ozを使います。初めてのときはスロージギングロッド#2ozをメインで使用していましたが、50㍍〜表層までを攻める際に、下手くそってのもありますがジグが暴れ過ぎて海老になると言うトラブルが頻発して大変な思いをしました。手持ちで何か代わりになる物はないかと考えた結果、タイラバロッドが思い浮かび、物は試しと後日使ってみたら思いのほか好感触!ロッドの柔らかさがオイラの下手くそワンピッチジャークを吸収して海老になる確率が低減、それと海老になることを気にしなくていいので、集中して一定のリズムで刻むことができました。

●参考程度に
☆スロージギングロッドの場合
使用ジグ100gぐらい
50㍍〜表層まであたりを攻める場合はスローロッドだと0〜1番くらいが丁度いいかな?
100㍍〜50㍍くらいだとスローロッドの2〜3番くらいが丁度いいと思います。

オイラはだいたい吉浜湾でやるのですがどのポイントもスタートが50〜60㍍くらいからで、ヒットレンジが40〜30㍍くらいなのでロッドの硬さは0〜1番手が丁度いいかな?と思います。

硬めのロッドを使うと狙う水深によってはジグがエビになりやすいです。気持ち柔らか目のロッドを使用することをオススメします。

リール
・ベイトリール
シマノ 
丸型モデル1000〜1500番台
ロープロモデル150番台〜300番台
など

・スピニング
シマノ3000〜4000番台
など

※注意※
ベイトリールを使用する場合は推奨ラインをチェックすべし!
※カウンター付使用すれば的確に攻めらると思いタイラバ用に買ってたバルケッタbb201HG(PE1号)を使用したら、スプールにラインが挟まりトラブルに(汗)後で取説確認したら推奨ライン2号だったOrz

あくまで参考程度なので、上記に記した番手より大きい物、小さい物を使用しても問題ないと思います。

ドラグ設定
・ジグをアクションさせたときにドラグが出るか出ないかぐらいゆるゆるにする。細糸でやりとりするためと、身切れ防止のため?
・ヒットした魚がマス以外と確信がもてたらドラグを締めてゴリゴリ巻いておk

・ドラグ設定手順
➀船上などで軽くラインを引っ張って少しラインが出るくらいにドラグを調整する。
②指示棚までジグを落とし、1発目のジャークを強めにアクションさせドラグが出るようだったら少し締めて、出るか出ないかくらいになるまで調整する。

マスに主導権を握られないよう攻めたドラグ設定(キツ目)は最初の1匹を釣ってからにしたほうがいいと思います。また、ファイト中にドラグを締めるのも、慣れていない人は極力避けるようにしたい。(締め過ぎてライントラブルorフックアウトの恐れがあるため)それと、ドラグが効いている際にハンドルを止めないで常に回し続けるように心掛けましょう。(マスが上に走ってラインテンションが緩む場合があるため)

最初の1匹は周りをあまり気にせずドラグをめいいっぱい使って時間かけてとりましょう!!

ライン
・棚取りが大事なので深さが測れる色分けされたpeを使用すること。(カウンター付リールを使用の場合も電池切れや、カウンターのライン設定トラブルがあるかもしれないので色分けされたPEを使用することを推奨)
・pe0.8〜1.5号を使用(最近のPEは進化してるのでもっと細くても大丈夫かもしれない)
・根がかりしないので150㍍くらい巻いてあれば十分かと思います。
・貴重な1匹です。毎年、プッツンする人を見かけるので釣行前にPEに痛みはないかチェック(巻いてあるのを全部チェックするのは無理なので、見える範囲で、あとは使用年数もしくは使用回数で判断)

リーダー
・3号〜5号
だいたい5号が推奨されていますが、シーズンが進むにつれてスレくるようで5号より細いリーダーを使った方が良い結果が得られるのではないかと思います。
2号でも行けるかも?
・貴重な1匹です。毎年、プッツンする人を見かけるので後悔しないためにもリーダーは釣行の度に交換か、もしくはこまめに痛みが無いかチェックを推奨


ドラグ、ラインシステムを疎かにすると不意な大物がかかった時に悲しい思いをしますので釣行前にキチンとチェックしましょう!!これはただのハゲとの約束!偉そうに言ってますが、オイラの場合は割とテキトウですwヾ( ¯⌓¯;)なので、肝心な時にいつも悲しい思いをします。同じ轍を踏まないためにもしっかりと。

参考程度に具体的なドラグの設定値
例)タナトル4本撚り 1号 破断係数20lb(約9㌔)
ヤマトヨテグス 5号 破断係数20lb(約9㌔)
結束部分の強度が弱くなるので、安全をとってドラグ設定値はPEの破断係数の1/3程度にすると良い。この場合は3㌔くらい。

フック
・噛みつき系である。
・捕食が下手?
・獲物を叩いて弱らせ捕食?
・身が柔らかいので口切れ身切れしてしまう。
・ヒットした際に縦横無尽に走り回り(スレ掛かりする為)、特に上に走ったりする時はテンションが抜けてフックアウトの危険性が高まる。
・魚影があまり濃くなく、群れが小さいのでアタリが遠い。

以上のこと踏まえてフックを選定する。

☆上下にダブルのアシストフックを付け、ライントラブル防止のために上側は芯ありの物を、多点がけを狙うために下側は芯無しの物を使用することが望ましい。

針先はこまめにチェックし鈍ってたら研ぐこと。
チャンスはそんなに多く無いので、1回、1回が非常に大事!針先が鈍ってて"刺さらなかった"と泣きを見ないためにも、チェックは怠らないように!!

オイラがマスジギングで使用しているフック


オイラが主に使用する100㌘前後のジグだと、フックサイズ♯1 長さが2cm が丁度いいです。※あくまで個人的にです。それで、数あるメーカーの中でなんでダイワかって言うと、オイラが良く利用する釣具屋にマスジギングに良さげなフックがダイワしかないからと言う理由ですw

フックセッティングによるジグのスライド幅の調整
*良く行く釣具屋に書いてあったポップを参照
その日のマスの気分(活性)によって使い分け

スライド幅を大きくしたい。
フロントのアシストラインを短め
リアのアシストラインを長め
*リアを長くすることで水流の乱れを軽減させる。ジグの長さとアシストラインの長さで水を受け流すため直進性があがる。

"同じ層に少しでも長く留まらせたい"って場合はこのセッティングがいいのかな?

スライド幅を中くらいにしたい。
フロント、リア共にアシストラインの長さを同一のものにする。

*基本的な設定

スライド幅を小さくしたい。
フロントのアシストラインを長め
リアのアシストラインを短め
*フックがジグに近いほどフックが受ける抵抗が小さくなり水抜けが良くなる。キビキビした動きを演出

"ビタッ"と止まる動きに反応がいい場合あるのかな?

*フックを太軸にするか細軸にするか、もしくはティンセル付で、また変わるようです。

スレ掛かりを極力減らし、ガッツリ口に掛かるようにするには?

↑□←ジグ

↖🐟ジグ発見!

この位置でママスがジグを発見し追いかけて来た場合は高確率で体当たりもしくは尻尾で叩きを入れるようです。なのでスレ掛かりが多発


↑   ↙🐟ジグを発見!

□←ジグ

この位置関係だと高確率で口撃するようなので口にきっちりフックが刺さるらしい


結論

アングラーが魚探等で常にママスの位置を把握できる状況でないと狙って口に掛ける事ができないんじゃないかと思います。


メタルジグ
・基本は100㌘前後で潮が早いor遅い場合は都度調整し、極力バーチカルに落ちるようにする。
メロウドかイサダ、イワシに付いたマスを狙うので、カラーはシルバー系とピンク系の2色があれば十分だと思います。

・大船渡で定番のジグ
ネイチャーボーイズ スイムライダーショート
ディープライナー spyシリーズ
メロン屋工房 ウィークベイトショート
など

※この3種のジグがあれば間違いないですが、粗悪な物以外、高かろう、安かろう、メジャーなメーカーからマイナーなメーカーの物まで基本的には釣れないジグは無いと思ってますので自分のお気に入り(信じる物)を使うといいと思います。

経験上、目の前にそれっぽいエサがあればアタックしてくるように感じます。(ジグの通過とマスの通過がスクランブルする状況)ジグうんぬんと言うよりかは、マスのいる棚にジグがあるか?が大事なのかなと思います。

ライムの個人的にオススメなジグ

メロン屋工房のウィークベイトショート

※目の所がメロンの形になってるのが可愛らしいw

このジグには何度も美味しい思いをさせてもらいました。ジグ選択に迷ったらコイツのシルバーを選び、信じて1日使い倒せば良い結果が出やすいです。これは間違いないので初心者〜玄人の方はタックルボックスに一つは忍ばせとくといいと思います。迷ったらコイツ!!

ジグの大まかなローテーション

※ネイチャーボーイズ参照

①ホールに特化したジグ(低活性時などに使用)ウィグルライダー


②上げに特化したジグ(高活性時などに使用)ディープローバー


③上げ、ホールいいとこ取りのジグ(パイロットジグ)スイムライダーショート


鉄ジグ持ってない人は手持ちでこの条件に合うジグを見繕っておくとよりマスゲット率が上がるのではないでしょうか?


誘いからの合わせ
・基本は遅めのワンピッチジャークを一定のリズムで刻み、アタリがあり乗らなくても諦めずジャークし続ける。少しでもジグアクションを止めるとマスが警戒して口を使わなくなる。

*ここの○○パターンはオイラの妄想度合が強いですw

・イワシパターンの誘い方
例)スライドを抑えてパタパタと誘い上げて食わせの間(ホール)を入れる縦の釣り?
活性によってアクションスピード、食わせの間(ホール時間)を変える。
ホールの時にアタリを見逃さないようラインの動きに注意

・メロウドパターンの誘い方
例)ジグを飛ばし気味にして誘う横の釣り?ふわっと飛ばす?
活性によってアクションスピード、食わせの間(ホール時間)を変える。
次のアクションに移ろうかと、ロッドを弾く瞬間にヒットってパターンが多々あるので、この誘い方自体が合わせにもなると思います。

・イサダパターンの誘い方
マダラを使ってママスを制すを参照


↓参考動画↓

キチンと合わせ入れてませんw

オイラは基本的にあたりがあっても即合わせはせず、向こう合わせで乗ったなって確信が取れてから合わせるように心掛けています。

■あたりに関して
ジグにテンションが掛かっている時にヒットする事は稀で、だいたいはジャーク後の間で食ってくる感じです。

ジャーク→間→次のジャークをしようとロッドを立てたときには掛かっていた。と言う事が多いです。

ジグが横を向く瞬間、落ちる瞬間、落ち切る瞬間、次の動作に移る瞬間など

熟練者は前あたり等(ジグにまとわりつく)を感じ取ることができると思いますが、オイラは全くと言っていい程感じ取れませんw

大抵、"釣れないな〜"と油断しているときにヒットするのであたふたしますw

あたりがあったら即鬼合わせ入れたくなりますが、経験上バレやすいのでワンテンポ遅らせてからか、マスの重みがしっかり感じられてから合わせを入れたほうがいいです(オイラがへただからかw)

ラインテンションを抜くような合わせ方はNG☓

ロッドを下げるのと合わせてリールを高速巻で糸ふけを回収しながら合わせる◎

・底には鱈などが居るので底から10㍍より上が範囲で、基本的には船長が棚を指示するのでそれを遵守。
最初は指示棚から表層まで広範囲に探りを入れます。あたりがあれば、当たったレンジを覚えその範囲を重点的に攻める。群れで回遊しているので1人釣れれば2人3 人と掛かったりする。あたりがあったら当たったレンジを声掛けするようにするとみんな幸せ。


やりとりなど
・一定のテンションで巻く
ポンピングはバレる原因になると思うので推奨しません。水面近くまでくるとジャンプするので水面近くになったらロッドを下げる。テップを海面に沈めるくらいが丁度いいきもする。

■マスかどうかの判断
・たまに浮き気味の鱈だったりアイナメだったりするときがある。

●鱈が掛かった場合
ロッドの穂先がずっと入った状態(お辞儀している様)で、たまに暴れてちょんちょんと穂先が現状より更に入る感じ。ロッドやラインで魚を持ち上げてるってイメージです。

●アイナメの場合
嫌がって頭を振り、根に入ろうと下に下に行こうとするので穂先を割と叩くイメージです。(ママスがキチンと口に掛かった場合、アイナメと似たような動きをする場合があるので勘違いしやすいかな?)

●マスの場合
嫌がって頭をふり、穂先を割と叩く。横に走ったり、上に走って急にテンションが抜けたりするようならまずマスで間違いない。

特に注意したいこと
☆サクラマスがいる所、マダラの魚影あり!
ほぼほぼセットなので、底に落とすと鱈が釣れます。ジグを底に落とし誘い上げると鱈は上に意識を向けてしまい浮いて来る。そうなるとマスが散ってしまうので船長の指示が無い限りは基本的に底には落とさないように!

助け合い
群れに当たると2人3人と同時にヒットするので、船長のたも網掬いが追いつかなくなる場合があります。手が空いてる人がいれば手伝うようにすると皆んな幸せ★

どうしても皆んな手が離せない場合は、マスが上がるか上がらないくらいまでドラグを緩めて空回しをしてテンションを保ちつつ時間稼ぎをする。このとき、決してマスを水面近くまで持ってこないように注意!エラ洗い?する恐れがあります。

周りが釣っているのに自分だけアタリが皆無な場合はどう対処するか?(追っているベイトがイワシやメロウドなどの場合)
ロッド
・ロッドの硬さを変える。
硬くして大きくスライドさせたりジグをキビキビ動かす。柔らかくしてスライドを抑える。

・ロッドアクション時の力を変える。
 強めに弾くか弱めに弾くか

●リール
1/1 1/2 1/3と刻み幅を変えてみる。
リール自体を変える。例)最大巻取り量90㌢→60㌢のリールに変更
サーチのときに最大巻取り量が多いリールを使って、激熱層が分かれば最大巻取り量が少ないリールを使いできるだけ激熱層に留めとくようにすると良い?

●ライン
・PEの太さを変えてみる。

・リーダーの太さを変えてみる。

・リーダーの長さを変えてみる。
基本的にラインには伸びがあります。(マスを狙う層でたいして伸びないと思いますが)リーダーを長くすればその分、伸びに繋がるのでロッドアクションが100%ジグに伝わらなくなる。つまり動きを抑えることができる。短めにすればその逆

●フック
・アシストフックのサイズを変えてみる。

・アシストフックの太さを変えてみる。

・アシストラインの長さを変えてみる。

・ティンセル付のフックを使ってみる。

・フックの色を変えてみる。黒か?銀か?

●メタルジグ
・ジグカラーを変えてみる。
例)あえてグローもキラキラも入ってないベタ塗りの物を使ってみる。*秋田の寒ブリジギングではブリが光物を嫌う場合があり、黒マジックでジグをベタ塗りして使う場合があります。マスにも当てはまるかわかりませんが、ものは試し。

★ジグ形状を変えてみる。
スライド幅、落ち方、シルエットで食う食わないがあるかもしれない。
・I型 spy N 
・D型 spy v 
・V型 あいやージグ 
・◀D型 2wayスパイキー 
・左右非対称型 ウィークベイト 
・リーフ型 クランキー 
・リアバランス型 P-Boy 

★ジグの重さを変えてみる
重くする?軽くする?
重くすればアクションにキレが生まれる?
スライド幅が増えてフォール時はストンと落ちる。
軽くすればその逆?

★ジグの材質を変えてみる。
鉄、鉛、錫、アルミ、タングステンなど

★ジグサイズを変えてみる。
シルエットで見ているかもしれない
捕食しているベイトサイズ、形状が同じなのが理想

●誘い方
・あえてのただ巻き
ストップ&ゴー。緩急つけて巻く。トロトロ泳いで、マスに気づいて逃げるような演出。丸棒タイプのジグで極力水をかき乱さないようにするか、平形タイプのジグで水をかき乱すか。

・アクションスピードの変更
 スライド幅の調整 飛ばし気味か?抑えめか?
 ホールの間の調整 長めにするか?短めにするか?
 ジャークの間の調整 上記のことを考慮し、リーリングとロッド入力のテンポを早くするか?遅くするか?

・リアクションバイトを狙う
通常より早巻きでジャークをし、合間に食わせのフォールを入れるを繰り返す

・ロングジグを使い強めのアクションで誘って遠くのマスに気づいてもらう

ロングスライドで猛アピール

●棚
・棚は合ってる?
マスにジグを認識してもらう必要があるので、ジグの通過とマスの回遊のタイミングが合うようにしなければならないと思います。なので、できるだけ激アツ層にジグがあるように工夫をする。
例)遅めの1/1ピッチ 遅めの1/2ピッチなどで棚を大きく変えないようにするなど

マダラを使ってママスを制す(マスが低活性、イサダなどの小型のベイトを追っている場合など)

基本的にイサダやヨコエビといった小型のベイトをメインで捕食している場合は、ジグにアタックしてくる個体は極わずかです。ママスの気まぐれ?を拾う釣りになるため修行の釣りになりやすい。

その気まぐれ個体はマダラの近くをうろついている?

喜福丸船長の作戦を考える

"タラがいるギリギリの付近までジグを落としタラの活性をわざとあげる。活性が上がったのを確認したらタラが掛からない所にジグを落とし誘う。タラがざわついてるのを見たマスが興味を持って寄ってくるかも作戦"


漁夫の利を得ようと襲われ無い距離を保ちつつタラの周りを回遊してる個体が何匹かいるのではないか?とオイラは予想しています。


この作戦は、やり過ぎると本当にマスが散ってしまうのでほどほどにしたほうがいいのではないかと思います。


マスが複数本狙える釣り方ではないかな?


ママスの活性が低くかったり、ベイトが極小サイズでジグで狙うのが困難な状況で釣らせるのに苦労している船頭さんは試してみる価値ありです。実体験したので、効果ありますよ!


誘い方は従来通りの誘い方でok

マスが釣りやすい条件
・水温 最低でも4℃以上で顔が拝めるかな?(6.0℃〜が丁度いい?※渓流の場合は7℃以上18℃以下で、ある程度活発に餌を追うのは9℃以上15℃以下)※地域差あり

・水色 澄み

・潮 ○○潮では無く、干満の差が大きいときの上げ三分下げ七分あたり

・天気 晴れ 

・波 1.0~1.5㍍程度 

・風 1.0~3.0㍍程度

・雪代の影響が少ない所

・穏やかな日が何日か続いた日

魚類は変温動物?なので、前日が適水温外で、釣行当日は適水温になったとしても、すぐには活性が上がらないと思います。午後便に乗るなどして少しでも活性が上がったら個体を狙うようにするといいかと思います。


※必ずしもこの条件だから釣れる訳では無いです。波風の数値はテキトウですw市場の水揚げ情報など見れる方はどんな魚が多く取れているか調べると、だいたい海の状況が予想できると思います。

【いわて大漁ナビ】と言うサイトで海水温と水揚げ量が調べられますので調べて見てください。


潮の良し悪し
釣行の時に干満の差が大きい時間、下の写真だと【5:00~13:00】に当たればチャンス!!大潮だけど全然駄目だったとかは、大抵この時間帯からハズレたときにやっている場合が多い気がします。○○潮で見るより、釣行日の釣行時間内で潮の動きが大きく変わるような日に船の予約を入れたい。



キングサーモン情報

*2021年4月下旬に、広進丸で上がった16㌔のキングサーモン

大船渡でキングが狙えるようです。

喜福丸の船長曰く"100人糸を垂らして1本上がるか上がらないかレベル"だそうです。キングが賢く釣るのが難しいって言うより、個体数が少なくて釣るのが難しい?のかと思います。

開拓中のターゲットなので、習性やら回遊ルートなどが分かってくれば、当たり前に釣れるようになるかと思います。現状は超ドMの変態アングラー向けのターゲットです(笑)

・キング専門で狙う船
オイラが把握している限りでは、釣り物としてホームページなどに打ち出している船は現状、勝丸さんだけです。他の船は要相談。時期的にサクラマスと被るので予約が困難です。サクラマスジギングの予約がだいたい3~4ヶ月前から始まると思うので、早目に日程を抑えたいところ。

・80㍍くらいからスタートで、70㍍くらいが主にヒットするゾーンらしい

・ママスと同様に数が少な目?なので、ひたすら回遊待ち。ママス終盤のときに狙ったので全盛期の3月、4月に狙ったら捕獲率が上がるかも?

・誘い方はママスと同様で、遅めのワンピッチジャークでいいと思います。潮の状況次第ですが、ジグの重さは120㌘~150㌘ぐらい。

・ロッドはスロージギングロッドの2ozくらが調度いいかと。普段使ってるマスのタックルだとフニャフニャし過ぎてジグがキチンと動いて無い気がします。あくまで気がするだけです(笑)フニャフニャの方がキングに効果的にアピールできるかもしれません。

・ラインは1.0~1.5号で300㍍以上巻いてあるとキングの走りで、ラインが空になる心配が無いかと思われます。

・ドラグ設定でどうにでもなりますが、リーダーは5号以上あればいいかな?

・ドラグはアクションさせて出るか出ないかくらいゆるく。

・ファイト中のドラグ調整には注意。締めすぎて切れてしまわないように慎重に調整してください。レバードラグのリールを使うと調整し易いと思います。

・キングを掛けたひとの記事を見ると、最初はママスみたいな引きのようで"ママス?"と思ったらしいですが、途中から豹変して一気に50㍍くらいライン出されこれは!?ってなったらしいです。

●レバードラグのベイトリール
・国産メーカー
ブールヘブン、オケアノスなど

・海外メーカー
オクマ、アベットなど
オイラが個人的に注目しているレバードラグリール




オクマCAV-5NII 
2スピード 最大107/63㌢ 
ドラグ アベレージ7㌔ マックス11㌔
糸巻き量 pe3/385 pe4/275 pe5/225㍍
巻き心地はオシアジガーに比べ若干硬め
(ジガーは真鍮のギアを採用しているの対し、オクマはステンレスギアを採用しているため巻き心地が硬い)
リールの大きさはオシアジガー1500とオシアジガー2000の中間くらい
価格は税込みで¥32000くらい


国産メーカーの物は高過ぎますが、取り扱い店舗が割とあるのでリールのトラブルやオーバーホールなど店舗に持ち込んで気軽にお願いできます。海外メーカーの物は安くて3万〜入手可能で比較的に手が出しやすいですが取り扱い店舗が身近に無く、地方の人とかは通販で購入しなければならないと思います。したがってオーバーホールなどは基本的に自分でなんとかしなくてはならいです。パーツ自体は購入した店で取り扱っていたりしますので電話注文し、送ってもらって自らの手でオーバーホール。レバードラグのリールは構造が単純で比較的にオーバーホールしやすいようです。


・キングと思われのをかけた場合、トラブル防止のため周りの人はジグを回収し、掛けた人をお応援してください(笑)

・貴重な1本です。"同船者に気を使って早く釣り上げよう"ってことは考えずに時間をかけて、ゆっくりやり取りしてください。また、周りの人は急かすようなことはしないように配慮をしてください。

・横走りしながらジグを持って行くと思われるので、やり取りの最中は船長にキングを追って貰う

オススメ調理方

◇ライム流テキトウホイル焼き

■材料
マスの切り身
胡椒
おろしにんにく
バター
玉ねぎ
ピーマン
きのこ
プチトマト

●キッチンペーパーなどの上に切り身を乗せ、軽く塩を振り冷蔵庫で寝かせて余分な水分と臭みを抜く

●一旦、切り身を軽く水で洗い流しキッチンペーパーでふく

●ホイルを適当な大きさにカットしてその上に切り身を乗せ、塩胡椒で味付け

●切り身におろしにんにくを塗る

●材料にある野菜類はあくまで1例なので、冷蔵庫にあるテキトウな野菜を詰め込み最後にバターを乗せて包む

バターが無い場合はマヨネーズでも可

●オーブンもしくはフライパンで15分から20分程度焼けば完成

生焼けだったらチンして下さいw

醤油をひとさし垂らして頂けばご飯が進む!進む!最後に残ったスープをご飯にかけて食べれば更に進む!

最後に
マスジギングは修行の釣りで、アタリが遠く"あれ?オレ筋トレしに来たんだっけ?"と思うくらい遠い。マス以外はほぼほぼ掛からないので箸休めも無い。なので、ついつい鱈に浮気したい気持ちになりますがそこを我慢し諦めず最後までジャーク出来た者だけが手にすることができます。なので"煩悩に打ち勝ち最後まで諦めずジャーク"を頭に入れて臨んでください。大袈裟に言い過ぎw
簡単にまとめてみましたが、参考になれば幸いです。