大相撲名古屋場所で活躍するのは

   明日から名古屋場所が始まる。先場所、先先場所とまだ大銀杏が結えない力士が優勝するという珍事が続いた、上位陣が不甲斐ないのか、それとも新鋭の勢いがいいのか、名古屋は果たしてどうなるのか、俺なりにいろいろ予想するのだが、残念ながら予想する材料が少なくて、なんとも言えないのだ。今日大相撲ドスコイ研究所という番組を見た。これを見て好調力士をと思ったが、どうも視点がずれていた。取り上げた力士が大の里中心で、どうもこの番組名古屋場所展望とは無関係のようである。しかし大の里に関しては色々見せてくれ、その印象は絶対的強さは感じられなかった。力の強いことは当然だが、安定感は今一つだと思われた。連続優勝は無理と予想する。安定感では琴桜、豊昇竜の方が上とみる。優勝予想としては、上位陣の中で波に乗った力士としか言えない。照ノ富士、貴景勝も序盤に躓かなければ、突っ走ることもあると予想する。関脇に陥落した霧島にもチャンスありだろう。

 下位陣において大青山、阿武剋が何勝するか興味津々である。大青山は荒汐部屋で、親方が蒼国来、中国出身で大青山は中国内モンゴル自治区つまり蒼国来の地元ということになる。その縁を頼っての力士で、しかも体が大きい、俺の勘だがまだまだ強くなる予感がするのだ、阿武剋はいつの間にか十両筆頭に来ている。間違いなく強い、こちらも出身はモンゴル、モンゴル勢が強いことは知れ渡っているが、先場所、先々場所と日本勢の勢いがよかったから目立たなかったが、この二人は相当強いと予想する。大青山は幕下二枚目だが、怪我さえしなければ勝ち越しは間違いないと予見する。初日を楽しみにしている。