マクロンは議会解散総選挙に打って出た

  EUの欧州議会選挙で極右政党に惨敗したマクロン与党、その結果をマクロンは受け入れられなかった。フランス国民は俺を信じていないのか、マクロンにとってこの結果はどうしても受け入れられなかったに相違ない。もし国民が極右を選ぶならば大統領にとどまる必要はない。それがマクロンの決意に違いない。極右の主張は基本的に自国第一主義である。ヨーロッパの旗手としてのフランスを率いるマクロンにはロシアのウクライナ侵攻は許すことのできない暴挙である。以前の植民地からの移民受け入れもそれなりに許容せざるを得ないに違いない。それが栄光あるフランスの使命だと信じているのがマクロンだろう。EU議会選挙の結果をどうしても受け入れられないマクロンは解散総選挙で改めて信を問うという勝負に出たのだろう。マクロンに遠い日本からエールを送る。「頑張れマクロン」