イスラエル人はパレスチナ人を人間以下としかみなさない

 イスラエルのハマス殲滅作戦は止まることを知らない。イスラエルの指導者はハマスを殲滅するまでパレスチナ人の殺戮を止めないと宣言している。世界的傾向としてはアメリカのバイデン政権までもイスラエルはやりすぎだと注意しているがイスラエル支援を停止しない。つまりイスラエルの行動を黙認している。パレスチナ人とは基本イスラム教徒である。ユダヤ教もキリスト教の分派で宗教的分別で語ればキリスト教派ということになる。この争いは見方を変えれば一種の宗教戦争で聖地の支配からイスラムを放逐することにつながっている。しかしこの地に長く暮らしていたのは間違いなくパレスチナ人でユダヤ教徒が強引に移り住んできたのはドイツにおけるユダヤ人排斥によりユダヤ人が安住の地の必要性から起きたシオニスト活動としてユダヤ人の聖書に書かれた約束の地としてパレスチナをに住む正当性として根拠としたためである。そしてイスラエルは建国しもともと住んでいたパレスチナ人は初めて国の必要性を感じたということかもしれない。パレスチナ人の代表としては各派がありハマスはガザ地区を実効支配して、最も攻撃的で先日イスラエルに奇襲攻撃を仕掛けた、その報復としてイスラエルはハマス殲滅を掲げているが、ハマス殲滅はパレスチナ人絶滅できなければ可能とならないことは明白で、ネタニヤフの愚劣な攻撃はイスラエルの代表としての地位を守るための単なる自己満足に過ぎないだろう。この殺戮行為を止められない、座視せざるを得ない世界、人類は国連という機構を作ったがこの殺戮を止められないのは悲しい。テレビ画面に何回も登場するネタニヤフの顔を見ると吐き気を催すが、こんな蛮行が止められない現実に人間の文化程度の低さに呆れるものであります。