プーチンの核の脅しを不気味に思う

  プーチンが戦術核兵器の演習に関するニュースを見た。NATOに対する脅しと言われている。プーチンはウクライナ侵攻等他国への侵攻を全くためらわない狂気の独裁者である。以前ならばアメリカがそういう発言を抑止していたことは間違いない。しかしアメリカの指導力は間違いなく衰えている。さらにトランプに至ってはロシアの言い分を聞くことにより、戦争はたちどころに終わるとまで発言している。そこには民主主義を守ることが人類進歩の必須の理解が欠落している。そんな人間を大統領候補にしているのが共和党という組織である。トランプは選挙で負けてもそれを認めなかった。民主主義の何たるかを理解していないのだ。

 ロシアのウクライナ再侵攻作戦はアメリカの軍事援助一時停止によるものである。戦争は長期戦になっている。様々補充を継続するロシアに対し、ウクライナの戦力は枯渇している。ゼレンスキーは国際義勇軍を訴えるなどの奇策の必要を検討すべきだろう。アメリカの大統領選挙は決して予断を許さない。プーチンの勝利は世界の再編につながることを懸念する爺であります