血圧正常値に戻り一安心

   先日来血圧が高めに測定され、嫌な気持ちになり気分が沈みがちだった。爺は長い間糖尿病のため、食生活をかなり制限せざるを得なかった。世の中にはおいしいものがたくさんあるが、そういうものと無縁の生活を何年も続けているのだ。最近では果物でさえ食べる事に躊躇せざるを得ないようにさえなっている。世の中には様々な人間がいる、好きなものを食べられないなら死んだほうがましだ。当然そういう人もたくさんいる。その気持ちが分からないわけではない。タバコは体に悪いと知っても、なかなか止めない人たちである。確かにすぐに命がなくなるわけではない。しかし確実に確率的にそういう人間の方が早く亡くなることは間違いない。自分の身近でそういう実例をたくさん知っている。爺はもともと虚弱体質だ。それでも一応77になろうとしている現在でも、それなりに動いていられるのは人一倍健康に注意しているからなのだ。糖尿病とは血液の病気だと理解している。血糖値が高いとは血管が詰まりやすいということだろう。血液が流れにくくなると、心臓は圧を高める。それが高血圧である。頭の血管が詰まれば脳梗塞である。心臓の血管なら心筋梗塞だ。多分正確ではないが、似たようなものだと理解している。それゆえ血圧が高くなることには気を付けている。と言っても何ができるわけではない。普通に塩分を控えるに徹するだけだが、それにもほとんど慣れた。ゆで卵に塩を振りかけることは無い。それでもおいしく食べられる。

 何はともあれ血圧高めにショックを受け、今朝も朝から血圧測定をしたら、なんと正常値だった。驚きである。何回か試したが、時には高めになることもあるが、ほぼ正常値が多かった。嬉しかった。精神的なものがあるのかもしれない。測定前に手のひらでグーバーを10回ほど繰り返すと、安定すると聞き、そのせいもあるかもしれない。何はともあれ一安心した爺であります。