読書意欲が減退した 

貧爺の日記 4月24日 

 読書は爺の楽しみの一つだった。ところが最近全く図書館に行こうという意欲がない。爺が面白いと感じるのは、これからどうなるのかとストーリイである。今テレビで面白いと思っているのは、大宗宮詞という番組だ。中国宋の時代の皇帝の物語で、皇帝が亡くなり、その国を継ぐべき皇太子はまだ10歳で、皇帝として君臨することは出来ない。そういうときの皇帝の皇后と臣下の関係、そして皇統を継ぐ皇族の動き、果たしてどういう展開になるのか、いつの時代、どんな国においても皇帝が亡くなったとき、その後継者をどうするか問題が起きるのは世の常なのかもしれない。盤石の態勢を整えておくものが真の覇者ということになるのだろう。物語の面白さを感じるのだから、小説が面白くないはずがない、つまりそういう小説と出会えないのか、そんな馬鹿な話はない。明日図書館に行ってみようかと思う爺であります。