コトリバコ その2 | へたれの怖怖日記

へたれの怖怖日記

怖いのほんと苦手なのに、怖い話が大好きという
矛盾に苦しむへたれ男児のつらつら日記です。

俺の住んでるところは、ど田舎で、地域限定されて見物客?とか来られたら、

さすがに俺も怖いので、あまり地域は追求しないでください。

 

部落差別は少なくなったといいますが、俺は見えにくくなっただけだと思っています。
そういった一部の人たちが、新たな差別を生む可能性も怖いので。
ただ、皆さんの推察どおり島根県です。(ばればれですかね……)

 

さすがに大事になっており、やばいかなって思ったので、さっきMとSに

電話してこの経緯を伝えました。


Mいわく、「別にここがどこか分かったって、詳細なんかわかりゃしないよ。

安心しろビビリ」とのことです。

電話ついでにというか、昨日Mに聞きそびれた事を質問してみました。
1.あの場にいたS以外の人間、つまり俺とKは大丈夫なのか。
2.また、俺の家に来る前に、件の小箱で遊んでたという家族は大丈夫なのか。
3.頼むよ!まじアレなんだったの!?気になって毎夜6時間しか寝られないよ!
以上3点です。

 

以下、Mの回答。

 

1.2.の回答。
アレは子供と子供を生める女にしか影響なし。
Sの父と弟は問題外。母は・・・閉経してるんじゃないか?
Sのばあちゃんもな。もちろんA(俺)も大丈夫。
Kについては危ないかなと思ったけど、触れた時間が短かったため問題なしだろう。
いざとなったら、とおちゃんがいるし大丈夫。

(あの日は旅行で、Mの母と外出してたそうです)
とのこと。

 

3.実はM自身も詳細は知らないらしい。ただコトリバコは、『子取り箱』だそうです。
*本当かどうかは不明です。

俺を何とか反らそうと、ウソついたのかもしれないですが・・・
昨日の会話の口ぶりからして、知らないはずが無いと思ってます。
ただ、そこまでして隠すほどのことだってことでしょうか。なおさら怖いけど

気になります。

 

次、Sちゃんとの会話ですが要約すると、あの後、業者が納屋を解体しに

きたのですが、そのときお隣のおじいさんと一騒動あったそうで、
そのときの内容を、明日3人に話しておきたいと。(M、俺、K)
で、S曰く、自分も恐怖より好奇心が勝ってるということ。
当事者として何があったのか、アレはほんとに何だったのかをせめて知りたい、

ということでした。
(さすがだぜSちゃん!)

で、今Mに話したらOKということで・・・
ちょっと考え込んでましたが。


明日M、S、K、A4者会談開催してきます。Kは来るか分からないけど。

Mのお父さんに話を聞ければ一番いいのでしょうが、
さすがにMが渋ってるのに、お父さんに直談判って訳にはいかないでしょうね・・・
もし聞くことが出来れば聞いてみます。

ここまで来たら全部知りたいなぁと思ってます。書き込んでみてよかった。

だいぶ焦ったけどw


でも、友達なくすようなことはしたくないので、M、S、Kの誰からか

ストップかかったらカキコは止めますね。
現時点では好奇心にかき消されてますが、罪悪感もあるので。

昨日の経緯を書きます。嫌になるくらい長文です。
載せようかどうかかなり迷ったんですが、4人で相談し、それぞれ思うところもあり、

掲載することにしました。
最後にお願いもあります。


かなり長い話だったので、まとめも時間がかかり、
また、俺自身かなり衝撃的なことを偶然聞かされたので混乱してます。
また、5時間近く話しをしてたので、
会話の細部は記憶を頼りにかなり補完して、会話らしくしているということも

了承してください。


あと、主要な発言しか書いてません。伏せてる部分も多々あります。
(一応MとSに見てもらい、修正いくつかしてからアップしてます)
文章ぐだぐだかもしれませんがご勘弁を。

*文中、『部落』とか『集落』という言い方してますが、実際の話の中では

そう読んでいません。


あくまで便宜上の言い方です。一応ひどい言葉らしいので、伏字みたいなものと

思ってくださいね。6日夜の時点では当事者4人、俺の家でSの話を聞くという

予定だったのですが、SがSの家族、そして納屋の解体の時に一騒動あったという、

隣家のおじいさんも交えて話がしたいとのことで、Sの家に行くことになりました。

M、S、K、A(俺)。


それと、Sの父はS父、母をS母、Sの祖母をS婆、SのおじいさんをS爺、隣のおじいさんをJとしましょうか。
タイプたいぎいので。(S弟は仕事のため不在)

話の内容は以下のようなものです。
それと、方言で書くのはなるべくやめます。JとS婆の話、ほとんど異国語なのでw

◎まず、Sが事件の後、納屋の解体業者が来た時の話を。

俺の家での出来事の2日後になります。


5月23日、頼んでいた業者がきて、解体用の機械を敷地に入れ作業に入ろうかというとき、
S父に隣家のJが話しかけてきたそうです。
S父がおじいさんに納屋を解体することを伝えると、Jは抗議してきたそうです。
S父ともめてたそうで、その声を聞いたSが、「もしかしたらあの箱のことを

知っているのかも」と思い、
Jに聞いてみようと外にでたそうです。


この時点でSは、家族にあの日のことは話してなかったそうです。

「納屋を壊すな!」というJに対し、
「反対する理由はあの箱のことかなのか」「あの箱はいったい何なのか」という

様なことを聞くと、Jは非常に非常に驚いた顔をし、
「箱を見つけたのか」「あの箱はどうした?」「お前は大丈夫か?」とあわてた様子で

聞いてきたそうです。


Sが事件の経緯を話すと、Jは「自分の責任だ。自分の責任だ」と謝ったそうです。
そして、
「聞いておかんかったからこんなことになった」
「話しておかんかったからこんなことになった」
「近いうちにお宅の家族に話さないけんことがある」
と言い、帰って行ったそうです。

そしてSは、ポカンとしてるS父に、事件のことを話したそうです。
そしてJの話を聞いてから、俺らに話そうと思ってたのですが、
Jが話しに来る素振りを見せずイライラしてたところに、昨夜俺から電話が

あったと言うわけです。


そして、昨日俺の電話を受け、Mも来るなら今日しかないと思い、
その『話さないといけないこと』を今日話して欲しいということで、
Jを父と一緒に説得して、来ていただいたそうです。

◎次に、Mの話。

S父がJに「お話いただけますか?」と言うと、
俺とKが居ることで、話していいものか悩んでいた。(部外者ですもんね)
と、このあたりで、
M「先に話させてもらっていいですか?」
そういってMが話し始めました。

M「Jさん・・・本来、あの箱は今あなたの家にあるはずでは?
今の時代、呪いと言っても大概はホラ話と思われるかもしれないが、

この箱については別。


俺は祖父、父から何度も聞かされてたし、実際、祖父と父があれを処理するのを

何度か見てきた。箱の話をするときの二人は真剣そのものだった。

管理簿もちゃんとある。それに事故とはいえ、箱でここの人が死んだことも

ありましたよね。


今回俺が箱に関わったってことと、父が少し不審に思うことがあるということで、
改めて昨夜、父と管理簿を見たんです。
そうしたら、今のシッポウの場所はJさんの家になってた。
そうなると話がおかしい。
父は『やっぱり』と言ってました。
俺の家の方からは接触しないという約束ですが、今回ばかりは話が別だろうと

思って来ました。俺の父が行くといったのですが、今回祓ったのは俺なので

俺が今日来ました」

 

Jさん、そしてその他一同は黙って聞いてました。MとJにしか分からない内容なので。

M「それでですね、Jさん。あなたの家に箱があったのなら、Sのお父さんが箱のことを

知らないのは仕方がないし、なんとか納得はできます。
Sのおじいさんは◎△(以下T家としますね)さんから引き継いで、すぐに亡くなられてますよね。
(Sのおじいさんは俺らが知り合った時、つまり厨房の時にはすでにお亡くなりだそうです)
M「管理簿では、T家⇒Sの家⇒J家の移動が1年以内になってました。


Sのおじいさんが、お父さんに伝える時間が無かったのだろうと理解はできるんです。
それに約束の年数からいって、Sのお父さんに役回りが来ることはもう考えにくい。
あなたかT家で最後になる可能性が高いですし。

でも、今回箱が出てきたのはSの家だった。これはおかしいですよね。
俺、家のことはあまりやってなかったので、管理簿をまじまじと見たことなんて

なかったんですが、
昨夜父と管理簿をみて正直驚きましたよ。
Sの話をさっき聞くまでは、もしかしたら何か手違いがあって、
あなたも箱のことを知らなかったのかもしれないと考えてたのですが、

あなたは知っていますよね?


知っていたのに引き継いでいない。そして、Sの家にあるのを知ってて黙っていた。

俺、今回のこと、無事に祓えたんで、あとは詮索されてもとぼければ済むかなって思ってたんですよ。
何かの手違いで、Sの家の人みんなが知らなかっただけで、結果オーライというか・・・
正直焦りまくったし、ビビリまくったけど・・・
今日だって、昨日父と管理簿見てなかったら、ここには来てなかったと思います。
本来の約束なら、俺の家からこっちに来ることは禁止ですからね。
だから、今日俺が来たってことは伏せておいて欲しい。
でも、そういうわけには行かなくなったみたいです」

M「俺は怒ってますよ。俺の父もね。
ただ、顔も知らない先祖の約束を守り続けないといけないって言うのは、

相当酷な話だというのも分かります。
逃げ出したいって気持ちも。俺だってそうでしたから。
俺だってあの日、箱を見ただけで逃げ出したかった。
わずかな時間のことだったのに、本気で逃げようかと思った。
アレを下手すれば十数年、下手すれば何十年保管するなんてどれだけ怖いのか。

でも、もしこういったことがここ全体で起きてるのだとしたら、残りの箱の

処理に関しても問題が起きます。


Sはたまたま、本当にたまたま箱に近づかなかったっていうだけで、
たまたま、本当に偶然あの日、俺と会うことになってたってだけで・・・
もしかしたらSは死んでたかもしれない。
そしてもしかしたら、他の箱で被害がでているかもしれない。
だから、なぜこういうことになってたのか、話していただけませんか?

それと、こいつ(Kのこと)はその場に居た女です。もちろん子供を生める体です。
部外者ではないです。被害者です。
それとこいつは(俺のことです)部外者かもしれませんが、そうでもないかもしれません。
こいつの名前は◎○です。ここらじゃそうそうある苗字じゃないですよね?◎○です」

俺はなんのことやら分からなかったです。
ただJさんが俺の方をみて、「あぁ・・・そうかぁ・・・」って。

◎Jさんの話しに行きますね。(一部S父母の通訳付きです)

J「まず、箱のことを説明したほうがいいですかな。


チッポウ(シッポウかと思ってましたがチッポウらしい)は、
Sの家、J家、そして斜め向いにあったT家の3家で、管理してきたものです。
3家に割り当てられて箱です。
そして、あの箱は3家持ち回りで保管し、家主の死後、次の役回りの

家の家主が葬儀後、前任者の跡取りから受け取り、受取った家主が

また死ぬまで保管し、また次へ、次へと繰り返す。
受取った家主は、跡取りに箱のことを伝える。跡取りが居ない場合は、

跡取りが出来た後伝える。


どうしても跡取りに恵まれなかった場合、次の持ち回りの家に渡す。他の班でも同じです。
3家だったり4世帯だったりしますが。

そして、他の班が持っている箱については、お互い話題にしないこと。
回す理由は、箱の中身を薄めるためです。
箱を受取った家主は、決して箱に女子供を近づけてはいけない。
そして、箱を管理していない家は、管理している家を監視する。
また、Mの家から札をもらい、箱に張ってある古い札と貼り替える。
約束の年数を保管し、箱の中身が薄まった後、Mの家に届け処理してもらう。
M神社(仮にそう呼びますね)と昔にそういう約束をしたらしい」
M「それで、俺の家は昔の約束どおり、持ち込まれた箱を処理・・・供養してたんだ。
ここにある全ての箱と、箱の現在の保管者の管理簿つけて」

J「そうです。本来なら私が、S爺が亡くなったときに、箱を引き継ぐはずでした。
でも、本当に怖かったんです、申し訳ない許して欲しい。
Tの父親が死に(Sの家の前任者です)、引き継いだS爺も立て続けに死に、
男には影響ないと分かっていても怖かった。
そんな状態で、いつS父が箱を持ってくるのか怯えてたんです。

でも、葬儀後、日が経ってもS父がこない。
それで、T(S家の前任者の跡取り)と相談したんです。
『もしかしたら、S父は何も知らないのかもしれない』『箱から逃げられるかもしれない』と。
そしてまず、S父に箱のことをそれとなく聞き、何も知らされていないことを確認しました。
そして納屋の監視は続け、S家に箱を置いたままにしておくこと、
Tは札の貼り替えをした後、しばらくして引っ越すこと。(松江に行ったらしいです)
そうすれば、他班からは『あそこは終わったんだな』と思ってもらえるかもしれないから。
引き継ぐはずだった私が、S家の監視を続けること。
そして、約束の年が来たら、Jが納屋から持ち出しM神社に届けること。

そして・・・本当に、本当に申し訳ない。
それまでに、箱にSやSの母が近づいて死んでしまったとしても、
『箱のことはSの家は知らない。他班の箱のことは触れることは禁止だから、ばれることは無いだろう』
と、Tと相談したんです。本当に申し訳ない。
だから、他班の箱のことは分からない。こんなことは無いと思う、申し訳ない」

Jさんは土下座して、何度も謝ってました。
S父さんは死んだS爺さんに、納屋には近づくなとは言われていたそうです。
また、実際気味の悪い納屋で、あえて近づこうとは思ってなかったようです。Sも同様に。

それで今回、どうせなら取り壊そうという話になり、中の整理をしていて、
そのときにSが箱を見つけてしまった・・・という経緯でした。
S父さん、S母さん、S婆さん、信じられないという感じでしたが、
ただS婆さんだけが、なにやら納得したような感じで、
S婆「納屋はだから近づかせてもらえなかったのか」という風なことをおっしゃってました。