2月は根本的に下手な部分を直すことを目標にする。


①思うように指が動くと、弾けるようになるのである。

だから、クロマチックを練習しなくてはならない。

本来のクロマチックは半音だけれども、全音もクロマチックだと思えばよい(2音の間に経過音を置けばよい)。

②スケールを知るとメロディを弾ける。

だから、スケールを覚えなければならない。

まずはチャーチモードから。

③楽譜は読めなくても、とりあえず善しとする。

まずは♯と♭に慣れることが重要だ。


練習1 BPM75 8ビート

1:Gmajorの12345678

このGmajorはイオニアンスケール(Ⅰ)


2:Gmajorの1234 Dmajorの1234

これはテトラコードである


3:Aminor7の7123 Eminor7の7123

このAminor7はドリアンスケール(Ⅱm)


エオリアンスケール(Ⅵm)ではない。


スケールにはアヴォイドノートという仕組みがある。


練習2

1:Gmajorの12345678


Gmajorの1234 A弦上の5度上に移動

Dmajorの1234 D弦上の5度上に移動

A8vmajの1234 

GからのA4は♯4である

5度づつ規則的に上がるとGからDへ転調した(♯が1増えると5度上がる)

逆の動きでDからGへの転調は♭が1つ増えることになる

Gの5度上(D)はGの4度下(D)でもありオクターブ違いである

楽譜の先頭に♯や♭の数が示されているからイオニアンスケール(Ⅰ)がどこにあるか知ることができる

♯や♭のないイオニアンスケールをC長調としている(Dドリアンマイナー…Eフリジアン…)


2:では、A8vmajではなく

G8vmajの1234 D弦上の4度上に移動

GからのG4はDmajor7の7である

このDmajor7はミクソリディアンスケール(Ⅴ7)


転調はファやシを動かすことの繰り返し(12回でオクターブになる)である


8v=都合上オクターブ上(下の時はL)をこのように表記した…


練習3 「5度を弾ければベースは弾ける」

1:A弦とD弦

A弦上のCから、D弦上のG、A弦上のD…

最後はオクターブ上のC

全音のスケール(ホールトーン)が半音違いに2列あると考える

半音12個だからオクターブ上がる

5度上(4度下) の移動の繰り返しであるから、移動の数が♯や♭の数であり、移動した先をルートにしたイオニアンスケールを基準にすればドレミファの位置も割り当てられるので便利である


2:A弦とE弦

同じくCGDAEBF♯C♯…


ここで♯×7なので表記は♭に変わる

♭×7はC♭=B

♭×6はG♭=F♯

♭×5はD♭=C♯


A♭E♭B♭F、C


これは長調のコードネームに一致する


短調のコードネーム

AmEmBmF♯mC♯m


G♯m=A♭m

D♯m=E♭m

A♯m=B♭m


FmCmGmDm、Am


「G♯をルートにしたメイジャースケール」は言い方としてはあり得る。

その場合、構成音を楽譜にしようとすると不都合がある。

A♭をルートにした(♭が4つある)メイジャースケール(イオニアン、Ⅰ)とする方がわかりやすい。

正確にイオニアンとする時はP4がアヴォイドだとか、P2(T9)・M6(T13)・M7という仕組みがあるとだけ知ればよい。


BPM75 16ビート
①②を踏まえたもの。
文章にするとわけがわからないが、弾いてみれば単なるドレミファソラシドである。

シンプルが故に不均一さやミスタッチが目立つ。
今月はこれを重点的に直す。