おはようございます!
さんくるです。
CNNのニュースがYahoo!に上がってましたね。
オランダで移植された臓器から乳がんを発症して、提供された患者4人中3人が死亡したとのこと。
過去には骨髄移植でがんが発症した例もあるけれど、乳がんでは(明確に証明されたのは)初めて。
おおざっぱに説明すると
ドナーになった脳卒中で53歳で亡くなった女性には、がんの気配は全くなくて、各臓器にも移植時には腫瘍はなかった。
肺と左右の腎臓と肝臓を臓器提供したんだけど、肺の提供を受けた人が1年4カ月で臓器の機能不全で入院してリンパにがんが見つかった。
遺伝子検査したらドナー女性のものと一致。
その後は左の腎臓を移植した人が6年後に同じDNAの乳がん転移で亡くなり、翌年肝臓を移植した人も同じがんで亡くなった。
右腎臓を移植した人だけは、提供された腎臓を摘出して免疫抑制剤を中止し化学療法を受けてまだご存命だそうだ。
亡くなったレシピエントの場合は、移植時に臓器は既に検査でも引っかからないレベルの目に見えない微細ながん細胞が転移していて、移植による拒絶反応予防のための免疫抑制剤投与によって眠ってたがん細胞が起こされてしまったのかなと素人考えでは思う。
乳がんは流れ着いた先で休眠状態になることがあるという論文もあったけど、ドナーの人が脳死して体から切り離されてるのに、がん細胞は生き続けていたのか。
一日も早くがん細胞を眠ったままにしておける治療法をと切望する。
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