おはようございます!
さんくるです。
一昨日の猫の話にコメントいただいて昔の話を思い出しました。
私新宿区の柏木という所で生まれました。
今で言う北新宿の辺り。
もはやビルのほうが多くなり知人も友人もいなくなっちゃいましたが、小さいころは近所の路地には何匹も野良猫(近隣の人たちがエサをやる今どきの地域猫?)がいたんですよ。
窓開けとくと勝手に家に上がり込んで悠々とくつろいでいらっしゃったり。
ある土用の丑の日に、母が清水の舞台から飛び降りる思いで買ってきたウナギを、食卓に3人前並べてお吸い物作っていたら、ベランダから侵入したシロ猫が1枚盗って逃走。
きゃーダメーっと叫んで追いかけようとする姿に「サザエさんかよ!」と思ったことが脳裏に焼き付いています。
こんな感じのシロちゃんだった。
今なら土用の丑の日近くになればスーパーでもコンビニでもウナギ買い放題。
むしろ売れ残っちゃったのがどうなるのか心配だというぐらいなのに。
昔は特別な日な感じでちょっとそわそわしちゃったりなんかして。
たぶん当時は流通が発達してなくて、出回るモノの数が少なかったから希少性が高かったんでしょう。
それはそれとして。
その後父と私にウナギを出して、母はタレだけかかったご飯を1人台所で食べようとしてたから父が「どうしたの?」と聞くと母は「ごめんなさい。猫に盗られちゃったの」と言ったと思います。
大人になった今考えれば、まだショボショボだったに違いない父の給料から預かった家計費を「無駄にしちゃってごめんなさい」って意味だったんだろうなぁとわかるんですけど、その時は子ども心に「猫が盗ったのに何で母が謝るの?」と不思議に感じてました。
その後父と私で3分の1ずつを母の器に渡して等分にしたウナギを食べたのを覚えてます。
あーあ
あの頃は自分が病気になることすら考えたこともなかったんだろうなぁ。
小学生の頃は21世紀は車は空飛んでると思ってたし、月旅行なんて熱海行くより気軽になってると思ってたもん。
よもや乳がんになるとか、抗がん剤で心臓が悪くなるとか、挙句の果てに心臓止まるとかいう21世紀が来ようとは。
それより21世紀に入ってから20年近いと言う事実に驚愕@(;・ェ・)@/
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