おはようございます!

さんくるです。

 

既に何人もの方が記事にしておられるからご存じの方多かろうと思いつつ。

やっぱり気になる。

骨折で入院した患者さんに飲み薬の抗がん剤を休薬週を設けずに連続で服薬させた話。

すごく怖い。

そしていかにもありそう。

 

概要としては脳腫瘍を服薬の抗がん剤で治療していた方が、骨折して別の病院に入院。

そこの病院の整形外科の先生たちは、家族が「服薬中の薬です」って持ってきたのをそのまんま同じ薬の処方箋を書いて、患者が入院中に飲む薬として指示してしまい、更に薬剤師さんは抗がん剤だっていうのはわかってたけど、休薬週が必要だとは知らなくて39日連続投与。

その結果、骨髄抑制で白血球が減少して多臓器不全で亡くなったんだそう。

 

医師も薬剤師も病院も「深く陳謝して再発防止に努めます」とのこと。それはもちろん大前提。

そうしてくれなきゃ困るんだけれど。

病院が気をつけるだけじゃきっとまた似たようなことが起きるんじゃないかと心配。


 

亡くなられた70代の男性というのが、自分の服薬している抗腫瘍剤のサイクルをどのくらい把握できる状態であったのか。

脳腫瘍という病気や年齢がその方にどんな影響を及ぼしていたか。

家族は抗がん剤の危険性について知っていたか。

前の病院で抗がん剤を始める時にしたであろう薬の説明は、果たして十分だったのか。

今の病院での服薬は看護師さん管理だったのか。


細かいことは書かれてなくてわからないけれど、今までの医療事故と違う点は「患者や患者家族」が間にはさまっていることだと思う。


日本人は特に、お医者さんに盲目的に従う人種だと言われたりするし、高齢者であればもっとその傾向は強い。


たぶん患者自身もご家族も、どの薬にどんな作用があるかを知らなかったんだろう。

もし知っていたなら

ちょっとだけ不思議に思ってたら

飲む時に看護師さんに「アレ?」ってつぶやいてたら

薬剤師さんに再確認してもらうチャンスがたくさんあったと思うと、とてもとても残念な結果。

 

 

なんか視覚的に「重篤な副作用を招く要注意薬剤」がわかるようにしてくれれば、医療従事者だけでなく患者も家族も「ウゲゲゲっガーンこの色はヤバイ雰囲気」ぐらい感じられるんじゃなかろうか。

別にドクロマークつけろとは言わないから。

 

厚労省が製薬会社に通達出してくれないかしら。

 

今時は家族みんなが患者本人にはがんだと隠してって時代じゃないから、抗がん剤だとバレることより事故を未然に防ぎやすいほうが皆にとって恩恵がある気がする(当社比)

 

包装の色を変えるだけなら製薬会社側の負担もそれほどではないと思うんだけどな。

 


兄弟かな。

微妙な距離が味わい深い。 

 

 


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