がん患者になると、短い期間の中で選択を迫られることがある。
しばしばそれは「いやいやいや、どっちもお断りなんですけど」というカレー味の何とかか何とか味のカレーかみたいな選択肢しか与えられず、その時点では選ばなかった方の道の行く先を知る術はない。

まぁ例えば、毛は抜けるけどエビデンスがある治療と、毛は抜けないけど効くんだか効かないんだかわかんない治療とか、オッパイ無いまま生きるのと来年この世にいないのはどっちがマシかとか、そんなような選択を迫られて、何を取っても誰も保証してくれないというオチまでついている。

更に

どれが正解だったかがわかるのは10年先、20年先に、健常者として生きていたとしての話でしかない。
選択する時点では少しでも将来自分が後悔しない(んじゃないかな)だろう道を選ばざるを得ない訳だけれど、心理学的に言うと後悔する人は何を選んでも後悔するし、後悔しない人は何を選んでも後悔しないとも言える。
もっと言えば同じ人でも後悔したりしなかったりする。


患者ができるのはせいぜい脳から出る汁が鬱方面にいかないよう祈るぐらいだろう。

 

サンシャイン水族館のコツメカワウソでも見て免疫力を上げよう。

 

 

コツメカワウソ

 

 

 

 


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