中間点を過ぎて残り半分。

ハーフマラソンあと1本分。

 

おっと、そうそう、

ここで第2の秘密兵器を投入せねば。

と、ポケットからロキソニンを取り出しました。

 

いや、どこも痛くはありません。まだ。

 

出るとしたらランナー膝痛。

もし、これが出ると試合終了。

イカン!それだけはイカンのです。

 

このレース、何が何でも4時間を切る!

そして、このヘンタイ染みた生活

(週4日走ったり、家族に「ごめん、3時間くらい走ってくる」と

家を空けるのを後ろめたく感じる生活)

を、スッパリと終わらせねばならぬ!

 

だもんで、トラブルが起こる前に、先手を打つことに決めてました。

つーことで、22km地点の給水でロキソニンをIN。

 

これで打てる手はこれですべて打ちました。

あと20km。いけるところまで行くのみ!

 

 

と同時に、欲も出ました。

 

今現在、呼吸はナチュラルで、疲労感もあまり無い。

体調的にはオールクリアな状態なのに、

練習の時より1kmあたり5~10秒はペースが遅い。

やっぱり全然スピードに乗れてない。

 

「うーん。もうちょっと速く走れるだろ?」

 

ここでメトロノームのピッチを、

180→182へわずかに上げてみました。

 

お、気持ち忙しくなった。

うん、ペースもちょっとだけ上がったね。

 

それでも練習したペースより遅い。

でも、まぁ、あまり無理しても仕方ない。

これで押してみよう。

 

 

順調に標識が

23km…24km…25km…26km…27km…と過ぎていく。

 

よし、残り15km!あと皇居3周分だ!

 

そして30kmに到着ー。

 

 

【30km地点】

■2:47:18で通過

 

20km~30kmの所要時間は52分31秒。

 

よし、このまま!このまま!このまま!

 

って、あれ?

なんか走りずらいな?

なんか左のヒザ上がビキビキ行ってない?

 

違和感がしたので、ちょっと冷静になってみる。

 

うーん、何だコレ?

なんでビキビキいってるの?

て、ありゃ、これって攣ってるのか?マジか!?

 

そうなんです。

気が付いたら足がビッキビキに攣ってました。

ロキソニン効果で、痛みを感じてない状態でした。

 

マジか!

え、これってどうなっちゃうの?

走りづらいけど、痛くないし、

4時間切りのために、このままいっちゃう?

 

と頭に浮かぶのですが、

5秒くらいで思い直す自分がいました。

 

ちょ、ちょっと待て!

 

もし、筋断裂とか腱断裂とか疲労骨折とかしたら、

いくら4時間切っても、普段の生活に支障が出るぞ?

後遺症の残るケガになったら、取り返しがつかないぞ?

 

って、ありゃ、左足に続いて、

右足のスネもビキビキしてきたぞ?

止めとけ!いいから止めとけ!

 

つーことでペースダウン。

 

暫くゆっくり走ってたら、

ようやく両足のビキビキも治まってきました。

 

なんじゃこりゃ。

足なんか攣ったの初めてのこと。

柴又での100kmでも足は攣らなかったのに。

どしてだ?

 

考えろ考えろ!

ポクポクポクポク…ちーーーん!

 

あぁ、分かった。

そうか、そうなのか。

脱水症状なのか…

 

(つづく)