前から気にはなってましたが、

映画化されるてー事が帯にあったので読んでみましたー。


■イニシエーション・ラブ

む…

むむむ…

すっかりヤラれた…(T_T)


「必ず二回読みたくなる」

ということで、シックスセンスばりに警戒して読みましたが、

まんまとしてやられました。


舞台は1980年後半、バブル全盛期。

「随分古い時代設定にしてるな。何かあるな…」

と思いながら読みました。

が、この時代の話、生半可に知ってるので(ただし恩恵は受けてません)、

懐かしさがスゴクてイメージしやすいです。


また、場所が静岡の片田舎てのも、

オイラの地元の相模原市と似てるのがツボ。


ほいで、この安っしい恋愛ぷりも、

昔のオイラをみてるようで共感で胸をキュンキュンさせながら、

すっかり話にのめり込ませて貰いました。


その間ずっと、

「必ず二回読みたくなる」

という部分は意識しながら、

「この子、実は男だったとかってオチなんじゃなかろか…」

「そう見せかけて、実は夢オチってコトか?」

なんて思いながら、後半怒涛の違和感ラッシュ。


そして問題の最後の2行。

「なんじゃこりゃ…」

全然ピンと来ませんでしたが、

頭の中の違和感がモワーンと広がり、

「あ、待てよ。これって…」

ネットを叩いて解説を読んで、やっと頭の中に

「!!!!!!」が並びました。


まんまとすっかりやられました…(T_T)


【オイラ的・お気に入り度】

★★★★★

星5つでっすっ!


バブル世代のほうがツボにハマると思います。

また、片田舎で育った人や、フツーの恋愛をしてきた人もハマると思います。

何よりオイラ、思ったより恋愛小説、嫌いじゃないのかも。

ホント、安っしい恋愛話にキュンキュンさせて貰いました(T_T)