久しぶりの投稿となります。ご無沙汰しております。

 

今回は命にも関わることにもなりかねない、銃についての話になります。

 

「射撃ツアーには参加しないし、危なさそうな所には行かないから関係ない」と思わないでください。

 

実は警察とのやり取りで必ず知っていて欲しいルールがあるのです。

 

アメリカでは誰が拳銃を隠し持っているかわからない国なので、警察官は常にピリピリしています。

普段街を歩いていて道を聞くとかは問題いないのですが、気を付けて欲しいのは運転していて停められたときです。

交通法規は州ごとに決められているので、州堺をまたいだら今まで許されていたことが交通法規に触れてしまうことがあります。

多分一番多い例が、赤信号で一時停止後の右折は安全が確認できればOKという州が多いのですが、ダメな州もあります。

昨日までいた州では赤信号で右折ウィンカーだして止まっていたら、後ろからクラクション鳴らされて「早く行けよ!左から誰も来ていないし、歩行者も居ないじゃん!」って急かされていたのに、今日は赤で右折したらパトカーに停められた、なんてことは結構あることだと思いますよ。もちろん「知りませんでした」は言い訳にはなりませんので違反のキップを切られることにもなりかねません。

 

そこが問題ではありません。

 

問題は停められた瞬間から警察官がドライバーの窓までに歩いて来る間のことです。

 

逃亡中の車を捕まえたのなら両手に拳銃を構えてにじり寄ってくることは当たり前ですが、さすがに交通法規違反だけではそんなに大袈裟に構えてはきません。

 

だが、利き手は腰の拳銃に触れながらアプローチしてきていると思ってください。いつでも抜けるようにです。つまり、万が一不審な行動に出られた時には即対応できるように普段から訓練しているのです。

 

では何をもって不審な行動と言えるのでしょうか。実はハードルが凄く低いのですよ。

 

「片手でも警察官が見えなくなるような動きをする」も該当するのです。

 

もしかしたら武器を構えようとしているかも知れないと判断されても仕方ないということです。

 

ですから、停められたら両の手をハンドルの上を握ってハッキリと見せなければなりません。「あぁ、免許証はどこだっけなぁ」ってジャンパーの内ポケットに手を入れたりしてはダメです。「免許証を見せてもらえますか?」と聞かれて初めて手を動かすのが鉄則です。もし手をジャンパーに入れようものなら、大声で怒鳴られます。

 

"Show me your hands!!!", "Keep both hands on the wheel!!!" (wheel はハンドルのことです。steering wheel の略)

「手を見せろ!」、    「両手でハンドルの上を握れ!」

 

なにしろ警察官が怒鳴ったら両手を上げることを忘れないでください。

 

何年か前に日本人の留学生がハロウィーンパーティーに向かっていて警察に射殺された事件がありました。仮装をしていて迷子でうろうろしていたし、英語もわからない。警察が「君は何しているの?」から「どこに行く?」「おい、止まれ」「両手を手を上げろ」「手を上げろ!」の数回の警告のあと発砲。

 

裁判では「何度も警告したのに、手を見せずにニコニコしながら近寄って来たから発砲しました」で正当防衛が成立しました。

 

アメリカで銃犯罪で殉職した警察官は今年8月現在で33人だそうです。

 

これが銃社会の現実です。

 

でもちゃんと両手を見せてじっとしていればニコニコしながら來ることの方が多いですよ。

 

アメリカで運転する予定のある人は絶対に忘れないでくださいね。

 

では今日はここまでにしておきます。

 

聞きたいことがあれば、コメントに書いてね。