6月第1週は、5/30(8),6/1(11),6/3(6),6/4(9),6/5(9)の5日間の観察で、21種を確認しました。このうち、ヒメキマダラセセリ、ミズイロオナガシジミ、イチモンジチョウ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲの5種は今年になっての初確認でした。週単位でみると21種を数えましたが、各日のカッコ内はその日に確認した蝶の種類数で、1日に確認できた蝶があまりにも少ないことがわかると思います。キタキチョウとモンシロチョウを除けば、ほぼ1種1頭とい状態。とにかく蝶の姿が少ないのです。ゼフィルス類が発生する時期なのですが、アカシジミやウラナミアカシジミは、クリやヤマボウシの花をずいぶんと見て回ったにもかかわらず見ることができず、わずかにミズイロオナガシジミが確認できただけでした。なお、6/3はサンクチュアリ内に下見に入り、ヒメキマダラセセリ、キタキチョウ、コミスジ、コジャノメの4種を確認しています。

 

【6月第1週に確認した蝶】

ダイミョウセセリ(6/4)、チャバネセセリ(6/1)、ヒメキマダラセセリ(6/3)、アゲハ(6/1)、モンキアゲハ(5/30,6/5)、モンシロチョウ(5/30,6/1,6/3,6/5)、スジグロシロチョウ(6/1)、モンキチョウ(6/1,6/4,6/5)、キタキチョウ(5/30,6/1,6/3,6/4,6/5)、ミズイロオナガシジミ(6/1,6/5)、ベニシジミ(6/1,6/3,6/4,6/5)、ルリシジミ(5/30,6/5)、テングチョウ(5/30)、イチモンジチョウ(6/5)、コミスジ(5/30,6/1,6/3,6/5)、ルリタテハ(6/4)、ヒメウラナミジャノメ(5/30,6/4)、クロヒカゲ(6/4)、ヒカゲチョウ(6/1)、サトキマダラヒカゲ(6/4)、コジャノメ(5/30,6/1,6/3,6/4)

 

ヒメキマダラセセリ(6/3)サンクチュアリ内大田切西谷戸にて、今年になっての初確認

ミズイロオナガシジミ(6/1)今年になっての初確認

イチモンジチョウ(6/5)

ヒカゲチョウ(6/1)今年になっての初確認

サトキマダラヒカゲ(6/4)今年になっての初確認