無実☆東京演劇アンサンブル☆ | へそまがりな☆たまご☆

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へそまがりな私の思ったこと・考えたことを日々書いてみます!いつまで続くか??

今日も どんより。


めっきり寒くなってきました~

鍋ものや おでんなどが 恋しいような 涼しさ


☆☆☆☆☆


朝からは 恒例の 静岡へ 行き

夕方からは 演劇公演を 観に行った

という ダブルヘッダーの 昨日。


午後7時開演の 「無実」@ブレヒトの芝居小屋




西武新宿線の 武蔵関駅から 徒歩6分

新青梅街道沿いの 倉庫? のような場所にある

劇場


ここの 劇場は この劇団の 稽古場兼劇場

として 使われている場所らしいです。


中に入ると なつかしいような 落ち着く場所でした。


今まで たまご・本人の経験した場所としては

扉座の やった 錦糸町の すみだパークスタジオ 倉

が 一番似ているかな?


劇場の中は 天井から ライトなど 舞台装置が

むき出しになっていて いい感じ。


後ろ半分の客席は 椅子で

前半分の 客席は 座布団敷き


いい感じの 劇場内でした。


劇は 混沌とした 感じのもの。

海を渡ってきた 黒人の不法滞在者 2人がいたり。


港町で ダンサーをしている 盲目の 美少女が

いたり。


不法滞在者の1人と 美少女は 恋をします。


また 性犯罪者の母 と名乗る 女性が

被害者の家を 訪ねてまわったり

(この女性は 本当は犯人の母ではなかった)


狭い家に住む 夫妻の家で

夫は やっとのことで ご遺体を処理する仕事を

みつけてきて その狭い狭い家には 行き場をなくした

妻の母が 押しかけてきて 同居したり。


痛い内容を含んだ 場面が

重層的に 積み重なって エピソードが

積み上げられていく~


なんか すごく 演劇偏差値の高い 舞台だと

思いました。


舞台装置が すっごくステキ。


あの 福島で 汚染土を詰め込んだのと同じような

黒い 砂入りのバッグのようなのが 

海岸線をかたちつくるラインとして 使われていて


その上の 地上の部分には

白い幕が 横にひかれています。


この白い幕は 場面に応じて 場面転換にも使われるし

スクリーンとして使われて 画面が投影されたり

影絵のように ネコの姿が 降ってきたり


影絵のような 使い方が とてつもなくステキでした。


わかりやすいストーリーがある というよりも

パッチワークのように エピソードが

積み重なって いく 


という劇だと 私的には 解釈しました。


演じているみなさんが すごく魅力的でした。

衣裳も なかなか 個性的だったし。


一所懸命だったし。


この劇場で 観れて よかったな。

と 思いました。


少しだけ 異界をみたような気もする場所でした。

落ち着いていたけどね。


☆☆☆☆☆




会場までは 普通の住宅街のような間を行くので

こんな案内図が ところどころに立ててありました。


西武新宿線の武蔵関。 今までバスで

通りかかったことはありましたが

電車で行ったのは 初めてかな?


何にもない場所でした。

で、新青梅街道にある ファミレスの さとで 

観劇前に 食事




天ぷらご膳?



Hさんは ステーキご膳かな?


☆☆☆☆☆



今日は どんよりしていて なんか 寒々しい日です。