へしこTVスタッフのお一人 山﨑さん

山﨑仙人
この写真は、4月に配信された時の写真
へしこTV参加の時は、必ず下駄に写真のような味のある格好で来られます。

へしこTVでは、第1回目のへしこそばの蕎麦打ちを担当していただきました。
ちなみに、山崎さんはお蕎麦やさんではありません。IT関係のお仕事をされているのですが、それはそれは多才な方

蕎麦打ちも本格的すぎて、このままお蕎麦やさんが開けちゃうくらい

そんな山﨑さん、川柳の才能もすごい!と気が付いたのが、2月のへしこ姉さんへの誕生日祝いで持ってこられた「文字川柳」

それに感動したへしこ姉さんが、
これからゲストの方にも「文字川柳」をプレゼントしてほしい!
との一声で決まった山﨑川柳、略して「やません」

このタイトルの名づけ親は、テロップ作成担当スタッフとしてへしこTVに参加してくれている
キャラ弁&シフォンケーキの田中友美さんこと、友ちゃん

友ちゃんが作ってくれたテロップがこれ

やませんテロップ

スタッフ全員、感動モノだった 友ちゃんもいろんな才能の持ち主だね。

本当にみなさんに感謝だわ
    ←女性4人の感謝の気持ちをあらわしてみた


さて、今回のゲスト加賀さんご夫婦にプレゼントする「やません」のお題は、

カガセイフン

山﨑さん、実に真剣にゲストの事を深く調べて、今回もすばらしい川柳を作ってくださいました。
しかも、達筆
毎回ゲストのみなさん喜ばれています。
やません「カガセイフン」

FBページにも説明がかかれていますが、こちらのブログにもそのまま紹介しておきますね。

お題目:カガセイフン

(カ)過去明治十年より
       末長く吉を願う製粉所
(ガ)賀するときにも用いる蕎麦
(セ)誠心誠意をつくし
(イ)いつまでも愛される
       そば粉を挽くその姿は
(フ)粉骨砕身そのもの
      末吉からカガへと
        伝統と技術を受け継ぐも
時代の変化に
対応する加賀夫妻は
(ン)日々邁進←ン

「賀する」とは、祝うという意味です。
現在使われているのは、「賀正」とか「賀春」ですが、
江戸時代までは、「祝言」、今でいう結婚式をする事も「賀する」とも言われていました。

日本では、行事によって用いられる食事がありますが、
唯一蕎麦だけは、冠婚葬祭や神事、仏事も含めて、全ての行事に用いられます。

加賀夫妻の「妻」が、若干大きく書かれています。
これは、夫が世に立つ、良い仕事をするには、
妻の支えの大きさが重要な事から、大き過ぎず、さり気無く大きく書いています。

「末吉製粉」は元々、末吉さんという方によって明治10年に「末吉製粉所 商店」という名前で雑穀商として起業しました。

以後、2代目の末吉さんから当時、務めていたゲスト加賀氏の曽祖父(3代目)へ会社が譲渡され、「末吉製粉所 加賀商店」となり、4代目が「有限会社 末吉製粉所」を立ち上げました。

その後、5代目であるゲスト加賀氏の父が「有限会社 末吉製粉」とし、3年前にゲスト加賀氏が商売を受け継いで70年が経過したことを機に「株式会社カガセイフン」へと社名を変更しました。

これによって「末吉製粉」という名前がなくなる予定でしたが、「末吉製粉」という名前が関係各所に広く知られている為、オンラインショップ(個人様サイト)にこの名前を残しました。

現在は、オンラインショップ(個人様サイト):末吉の越前蕎麦粉、
製造元:株式会社カガセイフンとなっています。

【書意】
明治10年より先代から蕎麦製粉の伝統と技術を受け継ぐも、時代の変化に対応し、ITを導入する加賀夫妻は、いろいろな困難を乗り越えられ日々邁進されておられます。
 


山﨑さん、ありがとうございました。

次回のお題は「和塗師 宮森(わぬし みやもり)」ですよー
宮森さん、楽しみにしていてくださいね


考えるのが大変だとご本人はおっしゃてますが、真剣にゲストの事を思って考えてくださっている証拠です。山﨑さんの才能はまだまだ無限にあるような気がしているのは私だけではないはず。これからもゲストを含め、へしこTVをご覧のみなさんに感動を与えて続けてください。


追記:
この「やません」コーナーは、過去にも
第3回ゲスト どんまゐ鈴木さん「どんまゐ すずき」
第4回ゲスト イチガミ トモロヲさん「イチガミ トモロヲ」
第5回ゲスト 小林美和子さんと小林稔明さんにちなんで「ローズストーン」

今までブログで紹介できてなくてごめんなさい!
紹介することができるかどうか山﨑さんに確認してみようかな・・・