使徒って何?
まだ地球に生命がいない時代、地球に隕石が落ちてきた。白き月と言われる隕石。それに使徒と呼ばれる生物がついてきた。
それは第一使徒アダムと呼ばれ、その後それはいくつかの使徒を産んだ。
そして、しばらくして、また地球に隕石が落ちてくる。黒き月と言われる隕石。それにも使徒と呼ばれる生物がついてきた。
それは第二使徒リリスと呼ばれ、その後それは人類を産んだ。エヴァンゲリオンの世界では僕ら人類は使徒から生まれたこととなっている。
このアダム、お亡くなりになります。セカンドインパクトと言われる大爆発によって。
破:ミサトのセリフ
「15年前のセカンドインパクトは人間に仕組まれたものだったわ。けどそれは、他の使徒が覚醒する前にアダムを卵にまで還元することによって、被害を最小限に食い止めるためだったの」
リリスがいる2番目に落ちてきた隕石が落ちてきたとき、使徒たちは衝撃に気を失った。そしてずっと使徒たちはそのまま気を失ったままだった。
その使途たちが気を取り戻す前に、人類は親のアダムを卵の状態に戻すことによって、他の使徒を産まれる前の状態に戻そうとした。その方法はアダムにロンギヌスの槍をぶっ指すこと。
ミサトのおやじ率いる葛城調査隊がその役目を担った。しかし、彼らはそれ以外にも目的を持っていた。
第23話 「涙」:リツコのセリフ
「人は神様を拾ったので喜んで手に入れようとした。だから罰が当たった。それが15年前。せっかく拾った神様も消えてしまったわ。」
旧約聖書にアダムとエバが知恵の実を食べて神に叱られる場面がある。知恵を得てしまったアダムとエバは罰を与えられ、寿命を与えられた。葛城調査隊は不死身のアダムに知恵を持たせようとした。人の遺伝子をアダムに移植しようとした。時は2000年9月13日、第17使徒ダブリン(渚カヲル)が生まれた日。知恵を持った第17使徒ダブリン(渚カヲル)はこの時に産まれた使徒と考えられる。結果、気を失っていたアダムは気を取り戻し、暴れ出し、予め取り付けられていた起爆装置により、お亡くなりになった。その時に肉片は飛び散り、後に回収され、復元される。アダムの魂は第17使徒ダブリン(渚カヲル)に宿ることとなる。
第一使徒アダム 第17使徒ダブリン(渚カヲル)魂は第一使徒アダム
アダムの肉体は、ゼーレの下から加持に渡り、最終的にゲンドウの手のひらに渡った。
ロンギヌスの槍の効力。
ロンギヌスの槍はデストルドー(死にたい欲)を引き起こす。ミサトが言ったように、生きているものが卵に還元される‥、生まれる前の状態に戻るみたいな感じでしょうか。「まごごろ‥」の最後、補完計画の儀式にも使用され、人類の再生を実行するアイテムとなっています。蘇生。一旦死んで再生する‥みたいな、感じでしょうか。リセットするための爪楊枝みたいな…、みたいな。
ざっくり、使徒は不死の生物。人類は知恵の生物。その両方を持つものが神であると。
先に使徒が地球に生き、あとに人類が誕生する。あとからの人類が地球を汚し、破滅に追いやる…みたいな構図もできると。
TV版~劇場版エヴァンゲリオンと、新劇場版ヱヴァンゲリヲンの大きな違いは、再生の違い。
旧劇場版は、ひとつになろうとしている。 コトが起こると、生物はLCL(肉体をつくる液体)となり、魂ともどもリリスに還る。
ゼーレ 「我らは人の形を捨ててまでエヴァという名の箱船に乗ることはない。これは通過儀式なのだ。閉塞した人類が再生するための。滅びの宿命は新生の喜びでもある。神も人も全ての生命が死をもってやがてひとつになるために。」
新劇場版は、進化しようとしている。 コトが起こると、第一使徒アダムのような姿に人間一人一人が進化している。
カヲル「この星での大量絶滅は珍しいことじゃない。むしろ進化を促す面もある。
生命とは本来、世界に合わせて自らを変えていく存在だからね。
しかし、リリンは自らではなく、世界の方を変えていく。
だから、自らを人工的に進化させるための儀式を起こした。
古の生命体を贄とし、生命の実を与えた新たな生命体を作り出すためにね。
全てが太古よりプログラムされていた絶滅行動だ。
ネルフでは人類補完計画と呼んでいたよ。」
人類補完計画、人類を再生させる計画が成功していたら‥。
旧劇場版では、シンジの断念により、計画は頓挫。
結果、聖書で言うアダムとイブ(シンジとアスカ)が残された。
成功していたらこの状態が続いているのか? 精神だけの世界。
シンジ 「綾波…ここは?」
レイ 「ここはLCLの海。生命の源の海の中。ATフィールドを失った、自分の形を失った世界。どこまでが自分で、どこからが他人だか判らない曖昧な世界。どこまでも自分で、どこにも自分が居なくなっている脆弱な世界。」
シンジ 「僕は死んだの…?」
レイ 「いえ、全てが一つになっているだけ。これがあなたの望んだ世界、そのものよ。」
新劇場版では、カヲルやヴィレにより阻止される。
成功したら、カヲルの言ったような、生命の実を与えた新たな生命体となるのかな。これは使徒へ進化するということなのだろうか。一人一人が、正当な継承者たる、失われた白き月よりの使徒 へと進化するということなのだろうか。 その時、知恵は返還されるのかな。 要は、旧劇では、みんな仲良くひとつになろうで、 新劇では、みんな生命の実を持った使徒へなろうということなのだろうか。







