昨日の記事で構造化という難しい言葉で説明しました。

今日は、物理的構造化(環境の構造化)について、

もう少しわかりやすくお伝えしたいと思います。

 

皆さんは、気合を入れて勉強する時や、

パソコンに向かって仕事をする時、

家で仕事をするより、

カフェや図書館に出かけることはありませんか?

 

家はゆったりする場所なので、

静かで勉強している人が多い図書館などで、勉強した方が集中できますよね。

これも一つの構造化でないかと思っています。

 

例えば、家では、食事をする空間、寝る空間 テレビや遊びの空間と用途に応じて場所を分けますよね。

 

支援学級の中には、休憩する場所、学習する場所、遊び場をわけています。必要に応じてはカーテンをつけて見えないようにしています。

 

それぞれの場所で何をするのかわかりやすいということは、子どもの安心感につながります。

 

では、具体的にはどのように環境を構造化するのか3つほど、例をお伝えします。

 

食事中、離席して困るという場合は、おもちゃに布をかけて見えなくするのも一つの方法です。

 

片付け方を写真で示すのも環境の構造化の一つです。

 

さらにおすすめするのは、クールダウンの場所です。

イライラしてしまったり、感情が暴走してしまったりした時、暗くて囲まれていて柔らかいクッションなどがあり落ち着ける場所。そんな場所を作ってあげるのはいかがでしょうか?

 

それぞれの場所で何をするのか、わかりやすく伝えて安心できる環境を作ることができたらいいですね。