観てから5日も経ってしまったので
すでに記憶が曖昧で
地名とかサウナの名前とか
メモったんだけど見ても意味不明で・・
いつか再放送を観ることがあったら
きっと訂正すると思います
温かい目で読んでくださいね・・
国土の1/3を北極圏が占めるフィンランド
窪田正孝さんは北部のラップランドに
向かい・・
過酷な自然の中で森を切り開いて
先祖代々暮らしてきた
ある家族の家を訪れました・・
トナカイ牧場を経営しています・・
ラップランドには人間と同じくらい
トナカイがいるそうで・・こちらでは
300頭も飼っていて・・冬の間は
森の中で自由に過ごさせるのだそうです
ご主人が空っぽの牧場のゲートの所で
「モーリ!モーリ(だと思う)」と叫ぶと
(年配のご婦人という意味だそうです)
森の方からトナカイたちがやってきて
白樺の小枝を美味しそうに食べています
サウナで背中をパシパシやるヴィヒタと
同じですね
家では子どもたちのママが
森に自生する数種類のベリーで
パイを焼いてくれました・・
焼きたてはめっちゃ美味しそうでした
もちろんサウナがあり
家族みんなで入ります
小さな子どもたちもサウナが大好き・・
赤ちゃんの時から入っているそうです
はだかで外に駆けだして
雪の上を飛び跳ね
寝転ぶ子どもたち
国土の8割が森林で・・
日照時間が少ないフィンランドには
19万もの湖があるそうです
人々は森と森の隙間に点在して
暮らしてきたのだとか・・
そしてサウナの文化は代々
家族に受け継がれてきたのだとか・・
さてラップランドといえばオーロラ
世界的なオーロラ研究者だという
エサさんの(たしかそんな名前)
ツアーに窪田さんは参加させてもらい
凍った湖の上を20分ほど歩いたとき
頭上に輝くオーロラが見えたのです
感動する彼にエサさんは教えてくれます
「知ってるかいこのオーロラは
600キロの長さがあり
100キロの高さにあるんだよ」
「いちばんきれいなのは
水面に映るオーロラ
(サウナから出て)そこに飛び込むんだ」
「わぁ入ってみたい!」
「では明日の朝我が家に来なさい・・」
ということで次の日の早朝・・
窪田さんはエサさんの家を訪ねました
「さあ行こう」と案内された森の奥に
サウナ小屋が建っていました
扉の上にスコットランドと書いてあり
「フィンランドなのに何故?」
「スコットランド旅行のために貯めた
お金を使って建てちゃったからだよ」
「ここは自分の森だけど
倒木しか使ってないんだ・・
とても寒いから木の成長が遅くて
300年から500年もかかるんだ・・
だから伐採はしたくない」
エサさん手作りのサウナは
スモークサウナでフィンランド最古の
サウナ様式だそうです
サウナの中で燻製を作ったり・・
昔は出産までしたといいます
殺菌効果があると考えられてきたとか・・
まず水を汲んで運ぶところから始め
薪を燃やし・・200キロの石を8時間も
暖めるのだそうです
雪原を歩いていくと
「あの下に夏に使うボートがあるよ」
そう言われてももちろん何も見えません
湖に着くと手回しのドリルで厚い氷に
穴を開けます・・大変です・・
やっと10センチほどの穴が空きました
アヴァント(クールダウンの氷水)用に
身体が入るくらいの大きさにするため
今度は氷を切るノコギリを小さな穴に
差し入れて切っていきます・・
重労働です・・見かねて来てくれた
エサさんの息子夫婦が手伝ってくれました
午後3時過ぎに二人はようやくサウナに
入ることができました・・
だから早朝に集合して準備したわけです
サウナには癒しがある・・
不安は取り去られて心を落ち着かせる
究極の引き算だよ・・
シンプルこそ最高さ・・
みたいな会話がありました
あの穴でマイナス26度のアヴァント
氷の上に寝転んだりしていました
そうそうトナカイ牧場の家でだったか
エサさんの家だったか・・
サウナでスモークしたトナカイの肉を
窪田さんはご馳走になりました・・
トナカイはいろいろな枝や葉っぱを
食べるから・・香り高いのだとか・・
サウナでオーロラを観るためには
夜になるからか番組はおしまい・・
あっそれからちょっとですけど
伝統あるという特殊なサウナ師のことも
番組で紹介していました・・
サウナに宿るという精霊に・・
病を治してもらうのだと呪文を唱え
歌いながら横たわる人をヴィヒタで叩く
「海とタール(薬液)と
サウナが効かなければ
そのときは墓場があるのみ」
という言い回しもあるのだとか
窪田さんのフィンランドサウナ旅は
今年2月だったそうですから
編集したてのほやほやですよね・・
またいつか観れたらいいな~