みなさん。。
六浄豆腐をご存知か? |
160年の歴史を刻み受け継がれてきた おそるべき豆腐があった。。。
その名は六浄豆腐。
出羽(山形県西川町)の片倉家に伝わる一子相伝の豆腐。
もちろん製法は極秘、、、どんな取材にもかたくなに応じないと言われる。
片倉家言い伝えによると
約160年前、旅の修験者が行き倒れ、ひからびたカエルの様になっているのを介抱、
そのお礼として秘法を伝授されたのだという。
それは豆腐という名前ではあるが 岩のように堅くあめ色。 まるでキャラメルを思わせる形状。
その塊を削る事により 美味しい「秘伝・ベジかつおぶし」が完成するのである。
その名は六浄豆腐。
出羽(山形県西川町)の片倉家に伝わる一子相伝の豆腐。
もちろん製法は極秘、、、どんな取材にもかたくなに応じないと言われる。
片倉家言い伝えによると
約160年前、旅の修験者が行き倒れ、ひからびたカエルの様になっているのを介抱、
そのお礼として秘法を伝授されたのだという。
それは豆腐という名前ではあるが 岩のように堅くあめ色。 まるでキャラメルを思わせる形状。
その塊を削る事により 美味しい「秘伝・ベジかつおぶし」が完成するのである。
・・と まるで「北斗神拳」のような豆腐なのである。。
この片倉家、、「どんな取材にも応じない」はずなんですが。。。
しっかりと農文協の取材に応じていました(爆) |
もちろん すべての作り方が映像になっているわけではありませんが
ここは ヘロヨン食堂。
そこんとこは推測で充分。
テキトーに誤魔化してそれらしいものを作ってしまうってのが粋ってもんでしょう。
と いうことで・・
六浄豆腐もどきの作り方。
① 良い豆腐を買ってきて ふきんで包み重石を載せ 半分以下の大きさになるまで水切りする。
② 豆腐一丁を4等分くらいに切り 殺菌の為 高温で10分ほど蒸す(少し水分を含んで大きくなる)
③ 思いっきり塩をまぶし その辺に転がしておくと なめくじみたいに水がでる。
④ ある程度水が出たら 夏の暑い日 高温の天日に一週間ほどさらして乾かす 夜は取り込む。
(DVDだと八十八夜の頃に天日で30日乾かす・・と言っているが 映像を見る限り 夏の暑い日の方がベスト 乾かすのは一週間程度で充分と思われる)
⑤ 固めのキャラメルのような色と堅さになったら 表面を水で洗い流し しっかり拭いて鰹節削りで削る、、、完成。
うむ 上出来だ! |
ホンモノを喰った事がないのでわからんが 多分 こんな味に違いない(独断)。
鰹節代わりに おひたしにふりかけたり。
出汁がわりに お吸い物に入れても美味い。。
もちろん粥に入れれば
もう 何とも言えないほどの至福の味わい
紅麹で染めて
半殺しの白ゴマと混ぜてごはんを結べば
味も見た目も。。。ベジ・シャケおむすびが完成だ!
で ヘロヨン食堂は考える。。
「伝統」ってものは 守るから伝統、、、つまりそこに 新しい試みが介在する余地はない。。
特に「秘伝」などという言葉の裏には「独占」と「変化を忌み嫌う価値観」が存在するという事である。
だいたいさ。。。
「これは 秘伝なんだから 人には絶対言っちゃダメだよ」とか
「貴女だけの マントラを知る為には あと○十万円必要です」とか
大金をつぎ込んで 師範や奥伝を取得しないと 認められないとか・・・
得をしているようで 実は心の有り様を極端に狭くする行為 「権威」、「伝統」、「独占」
そういった「人が人を別つ行為」。。
人の心が歪む特権思考。
プライベートな事や人を傷つける事以外は 何でも話しちゃうし なんでも教えちゃうよ。
「料理に関して 秘密は一切なし」
だからワシに「内緒なんだけどね」・・って 耳打ちしないように。。。。筒抜けになるよ(笑)
という事で 話は当然こうなるワケだ。。「権威の破壊」「伝統の進化」
つまり
これより美味しい新六浄豆腐を作れば いいんだよな(^^) |
六浄豆腐が作られた当時は 山奥で塩は貴重品だったろう・・
塩を塗った豆腐というだけで 高級食品だったわけである。
塩を塗った豆腐というだけで 高級食品だったわけである。
でも今はこれだけ食材が豊富な時代、、、
塩の代わりに他の調味料を使えば 旨味も増して もっと美味しい 新しい六浄豆腐ができるに違いない。。
塩の代わりに他の調味料を使えば 旨味も増して もっと美味しい 新しい六浄豆腐ができるに違いない。。
ヘロ式六浄豆腐の作り方
① 良い豆腐を買ってきて ふきんで包み重石を載せ 半分以下の大きさになるまで水切りする。
② まわりに 5mm位の厚さに田舎味噌を塗り タッパに入れて冷蔵庫で2~3日程寝かせる(水が出ても放っておく)。
あとは上記の六浄豆腐もどきと 作り方は一緒・・暑い日に一週間ほど乾かせば完成。
※削った後 柔らかく感じたら そのまま皿にいれ 冷蔵庫に放り込んでおけば勝手に一日でカリカリに乾く。
・・・・これはな。。。。
美味いぞ(爆)! |
ベジでは 味噌漬け豆腐、、、って みんな よくやるんだけどさ
あれって チーズみたいな味がするのな。。。
この「ヘロ式六浄豆腐」も同じく 塩分の強いチーズの様です。
もちろん お粥やスープに入れても美味いし。。
ポテトサラダに加えてみたり。。
普通に「ベジ・ねこまんま」にして食べたりしたら最高だね。。
チーズ・・・チーズかぁ。。。うふふ。。
そういえば 以前こんな記事書いたの憶えてる?→ サンシュユの木で豆乳クリームチーズを作る。
このクリームチーズを使って六浄豆腐を作ったら どうなるだろうか?(笑)
・・・・・・
やってみましょう ♥ |
① 豆乳ヨーグルトを作る(作り方は ココ参照)
② そのままふきんとザルを使って 重石を乗せて しっかりと水を切る
③ ふきんを敷いた型(今回は豆乳の空きパック利用)に押し込み 上から重石を乗せて70℃の温度で2時間放っておく。
④ 型から出して ある程度の大きさにスライスし 塩をまぶして干す。
⑤ 後は前述の六浄豆腐の作り方と同様。
⑤ 後は前述の六浄豆腐の作り方と同様。
いやぁ。。。とろけないんだけどね。。
実にチーズっぽいです(爆) |
野菜炒めにふりかけたり。。
パスタなんかに混ぜれば 最高の味わいだよ。
(麺と一緒に炒めてしまったほうが美味しいです)
なに?
鰹節削り器が無いだと!!
この うつけものめ! |
そんなもん百均のカンナ買ってきて 下にタッパ付ければ十分です(笑)
何も 高い削り器買わなくても
メチャクチャ上手に削れますよ。
カンナの歯の出し方、引っ込め方くらい 自分で調べなさい。
※ちなみに今回の記事は 恋ドキさんとの共同研究です。