不動産営業マンが
新築一戸建て購入を検討しているお客様に聞くこと。
それはたくさん、たくさん、ありますが、
お客様の最終的な決め所は、
「支払いの不安」
が大半です。
「今の賃貸の賃料、共益費、駐車場代と同等の支払で買いたい」
という要望はかなり多いはずです。
年齢は30歳台。お子様はまだ小さい。
そんなお客様に事前に聞いておくことは、
・現在の家賃・駐車場代などの居住費総額
・現在の住まいの広さと間取り
この2点は絶対に聞いておきましょう。
そして、物件を案内し、立地OK、間取りOK、
でも、支払が今の居住費よりもローン支払額が高くなるときには、
次のことをアドバイスしてあげましょう。
①『もし、このまま賃貸に住み続けたとして、10年後、15年後を想像してみてください。今の広さや間取りで満足できそうですか?』
おそらく90%以上の確率で、『満足できない』となるはずです。
②『では、満足できる賃貸となると、今より家賃(居住費)は高くなりますよね?子供部屋も用意してあげたいし。今と同じ居住費で満足できる広さ、間取りにするなら、今よりももっと遠くにしないと無理ですよね。』
おそらくこれも90%以上の確率で『そうですね』となるはずです。
③『であるならば、今、購入しておけば、支払額は35年間(ローンを組む期間)は変わらないまま、10年後、15年後、20年後、まで満足できる住まいに住めるわけです。購入当初は現状居住費より高くなることで、「無理をしてしまう」というお考えになったとしても、長い目で見れば、むしろ、賃貸に住み続ける事は「無理」の先延ばしでしかないですよ。更にその無理はもっともっと大きな「無理」になるはずです。
そこを良くお考えください。』
このようにお話をしてあげましょう。