人気ロックバンドJOURNEYの現ヴォーカリスト、アーネル・ピネダの加入、その後の人気ロックバンドのヴォーカリストとしてのプレッシャーと戦う姿を撮ったドキュメンタリー。


フィリピン人のピネダは、13歳から生活費を稼ぐために歌を人前で歌い続けてきた。実家はとても貧しく、家族と離ればなれになり、たった一人で生きていかなければならなかった。(男娼として体を売って、生活費を稼がなければいけない時期もあった)

しかし、彼は信じることを諦めなかった。JOURNEYや、BON JOVIの曲を歌う姿をカメラで撮り、動画で配信し続けた。いつか誰かの目に止まると信じ続けて。

歌を歌い始めて25年。歌手になるのを諦めかけたある日、彼のもとにメールが届いた。

JOURNEYのギタリスト、ニール・ショーンからだった。メールの内容は『ヴォーカリストとして、JOURNEYに加入してほしい』というものだった。




加入して、初めてのライブでは、ピネダは、はしゃぎすぎて、飛んだり跳ねたりしながら歌っていた。当然、音程も安定せず、息切れして、うまく歌えていないところもあった。そんな彼に対し、ファンは『サル』と呼んだり、『モノマネ』と言ったり、酷評した。しかし、彼は大きなプレッシャーと戦いながら、ヴォーカリストとして成長していく。




この映画観るまでは、『アンヴィル!』みたいな成功するまでが描かれる映画だと思ってたんだけど、この映画は逆。憧れのJOURNEYに入った成功から、そのプレッシャーと戦う姿を描いている。小さなクラブで歌っていた自分が今は2万人が入ったホールで歌っているという、そのギャップにナーバスになっていくんだよね。

でも、この映画のタイトルの通り、ピネダはバンドのヴォーカリストとしての成功を信じることを止めなかった。

この映画の中で何度か出てくる言葉で『成功の代償』というものがある。


バッシングされるのも、道を歩けば、サイン攻めにあうのも成功の代償を払わされているに過ぎない。

しかし、もちろん良い面もある。小さな家に家族と住んでいたピネダだったが、大きな家に家族と住むことが出来た。『家族が幸せであることが一番の幸せ』と話す彼は、いつでも、家族のことを考え、家族の時間を大事にした。


そして、JOURNEYのメンバーとして、成功することが出来た。彼は、夢を叶えたのだ。







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