初めての公式戦ファイブファールで退場となり大敗した。
試合後、体育館から出てきたアキラが、
「あかんかった」と言う苦しそうな一言を聞いて、私は溢れる思いを抑え切れなかった。
気がつくと腕を大きく広げ、アキラをそっと抱きしめていた。
どんな言葉をかけたらいいのだろう。
慰めの言葉、励ましの言葉、何も浮かばない。
黙って両手でただ抱えているだけだった。
隣に立っている妻も目を潤ませて、私とアキラを見つめていた。

いつもと変わらない今日・・・
突然、人生の残り時間がわかってしまった。

彼は、意外な方法を選んだ。
そう、誰も考えないであろう少し変わった伝え方を。

普通の家族、でも、人それぞれに特別な「普通の家族」に捧げる「命」の物語です。

巨大な埋め立て地にある一万世帯。
その一つの平凡な暮らし。
どこの家庭にもありそうな、よくある家族の問題をかかえている。
ある日、命が消えそうになる。
ある日、消えそうな命に灯が灯る。
ある日、命が吹き消される・・・

本当は平凡な一日などない。
どんな日々も大切な今日が積み重なっていくだけだ。
誰もが知ってる、当たり前のこと、忘れていること、普通の家庭に起こる普通の物語。
new day is yesterday
あなたの明日は、どんな普通の一日だろう。

 

<感想>

まさしく今の自分である。

が、一言でいえば浅い話。

淡々と話は流れ、その中で襲いかかる病魔。

この設定は不要ではないか。何か必要か?

もっとバスケと子どもと関わる姿を掘り下げた方が面白くなると思った。

死は安易な設定だと思った。

それと一つ文章が途中になっているページが。印刷ミス?ありえない