※※ この本を読んで一言 ※※
第二巻に入り、いろいろな事が少しずつ分かり始めてきました!
そして2巻目になっても中だるみしない面白さ!!
さすがメフィスト賞受賞作!!!
後半の第三巻と第四巻が楽しみです!!!!
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少し読書のペースが落ちてきて、「図書館の魔女」の第二巻を読み終わるのに約3週間もかかりました。
第二巻の最初の内容や第一巻の内容を忘れないうちに早く第四巻まで読み終わりたいものです。
さて第二巻で物語が動き出してきた感じで、「起承転結」でいうところの、まさに「承」といったところでしょう。
活発になってきた物語、そして登場人物の謎が明らかになるなど、これからどうなっていくのか楽しみです。
この第二巻でまず驚いたのが、序盤でキリヒトに何か他人には言えない事情があるような記述があったので、今までの行動から推測するに暗殺者(アサシン)として育てられた?と予想をしました。
実際には暗殺者というより仕事人というイメージですね。
そしてまさか「キリヒト」という名前が代々の一子相伝の名前だったとはびっくりしました。
しかしこれで第一巻からのキリヒトの常人ではない動きの謎がはっきりして、同時に納得しました。
そして先代の図書館の番人のタイキには、ハルカゼやキリンのような優秀な参謀がいたのだろうか?と思っていたら、先代のキリヒトがいたとは驚きました。
しかし普通に考えたら実行部隊として1人くらい手練れがいないと各所と張り合えないので当然のことでしょう。
またタイキにもきっとハルカゼのような情報収集及び諜報活動担当もいたのでしょう。
そうでないと図書館に籠ってばかりでは情報収集ができないですから。
それは第三巻以降に、ハルカゼやキリンのような参謀がいたことも明らかにされるのかもしれませんね。
そしてキリヒトにはまだまだ謎は多そうですね。
キリヒトの父親とキリヒトの先生は同一なのかという謎があるようなので、これからどのように明かされるのか楽しみです、
だだ第二巻ではマツリカの活躍が相対的に減り存在感が薄まってしまったように感じるのは仕方がない事でしょう。
特に第二巻ではキリヒトのことが印象に残るような展開だったで、第三巻以降はマツリカについてもっと深掘りされ、そして活躍してくれるのではないかと楽しみにしております。
さて第二巻を読んで、全く内容と関係ない感想になりますが、国を統治するのには情報が大切なんだな~とつくづく思います。
現実でも国内で法案を通したり政策を実現させるために事前に根回しをしたりタイミングを計るために情報収集は必須でしょうし、外交問題を解決するために、国どうしで情報戦を展開し、そして駆け引きや策謀が張り巡らされているのでしょうね。
さて第三巻が楽しみですが、鬱展開にならなければいいなと思います。
しかしマツリカとキリヒトがハッピーエンドになるとは現時点では予想しにくいのですが(汗)・・しかしそこは高田さんのこと!
アッと驚く展開でマツリカとキリヒトが幸せになるかもしれないことを期待します(笑)。
(個人的評価)
面白さ ☆☆☆☆
登場人物 ☆☆☆☆☆
驚き ☆☆☆☆
今後の期待 ☆☆☆☆☆