弟子
「先生!私どもと一緒に逃げ出しましょう!今ならまだ死刑から逃れられます!さぁ早く!」
ソクラテス
「ここで逃げるのが正しいことなのか!?お前はそういうのか!?」
弟子
「何をいまさら言ってるんですか!逃げないと死にますよ!」
ソクラテス
「おめぇ… わかってねぇなぁ!!」
弟子
「何をわかってないって言うんですか!助けに来たんですよ!」
ソクラテス
「おめぇは、結婚してんのか?…」
弟子
「はいっ?!」
ソクラテス
「結婚してんのかって聞いてんだよ!!!」
弟子
「そりゃしてますよ!あなたの娘が僕の奥さんじゃないですか!」
ソクラテス
「いいか。耳かっぽじいて聞いとけよ」
弟子
「?」
ソクラテス
「てめえが結婚して、子供つくって学校に通わせて
病気になりゃ保険証持って病院に行って、
週末になれば家族でドライブ
そうやって暮らしてんだよなぁ?」
弟子
「いきなりなにい言い出すんですか!?」
ソクラテス
「それにおめぇ昨晩、ピンクな店行ったろ…」
弟子
「!?…
なぜそれを…」
ソクラテス
「楽しかったか…」
弟子
「まぁ…それなりに…
ってなんなんですか!
逃げますよ!!僕も見つかってしまいます!」
ソクラテス
「結婚 学校 病院 ピンク
おめぇがいつも関係してるそいつらは
全部『国の法律』の中にあるんだ!
法があるからおめぇは暮らしてんだ
そうだよなぁ!?」
弟子
「確かにそうですが…なぜ今?」
ソクラテス
「俺も同じだ…法律の中で暮らしてきた
結婚もできた、学校にだって無償でいけた
俺はずっと法律のお陰で生きてきたわけだ
なのに
都合の悪いときだけ法律を破るってのは正しいとおもうか?」
弟子
「えっ、」
ソクラテス
「俺は死刑の判決をもらった
ならば、従うべきじゃねぇのか」
弟子
「しかし、先生は悪いことなんてしてない!
死刑は間違っている!」
ソクラテス
「これまで生きてきたこの国が俺を『悪』と決めたんだ
ならば、どうであろう、俺は悪だ
この国では悪だ
死刑を受けるのが当然だ
ここで俺が逃げるのは間違ってる
かっこがわるい」
弟子
「カッコ悪くなんてないですよ!
死んでもいいんですか!?」
ソクラテス
「構わねぇ」
弟子
「ったく、しゃあねぇな
あんたが逃げてくれれば
あんたの信念なんてやわなものだって
みんな思ったのに、
まぁいいさ
せいぜいあの世でも自分が正しいと思ってな」
ソクラテス
「悪法もまた法なり」
「先生!私どもと一緒に逃げ出しましょう!今ならまだ死刑から逃れられます!さぁ早く!」
ソクラテス
「ここで逃げるのが正しいことなのか!?お前はそういうのか!?」
弟子
「何をいまさら言ってるんですか!逃げないと死にますよ!」
ソクラテス
「おめぇ… わかってねぇなぁ!!」
弟子
「何をわかってないって言うんですか!助けに来たんですよ!」
ソクラテス
「おめぇは、結婚してんのか?…」
弟子
「はいっ?!」
ソクラテス
「結婚してんのかって聞いてんだよ!!!」
弟子
「そりゃしてますよ!あなたの娘が僕の奥さんじゃないですか!」
ソクラテス
「いいか。耳かっぽじいて聞いとけよ」
弟子
「?」
ソクラテス
「てめえが結婚して、子供つくって学校に通わせて
病気になりゃ保険証持って病院に行って、
週末になれば家族でドライブ
そうやって暮らしてんだよなぁ?」
弟子
「いきなりなにい言い出すんですか!?」
ソクラテス
「それにおめぇ昨晩、ピンクな店行ったろ…」
弟子
「!?…
なぜそれを…」
ソクラテス
「楽しかったか…」
弟子
「まぁ…それなりに…
ってなんなんですか!
逃げますよ!!僕も見つかってしまいます!」
ソクラテス
「結婚 学校 病院 ピンク
おめぇがいつも関係してるそいつらは
全部『国の法律』の中にあるんだ!
法があるからおめぇは暮らしてんだ
そうだよなぁ!?」
弟子
「確かにそうですが…なぜ今?」
ソクラテス
「俺も同じだ…法律の中で暮らしてきた
結婚もできた、学校にだって無償でいけた
俺はずっと法律のお陰で生きてきたわけだ
なのに
都合の悪いときだけ法律を破るってのは正しいとおもうか?」
弟子
「えっ、」
ソクラテス
「俺は死刑の判決をもらった
ならば、従うべきじゃねぇのか」
弟子
「しかし、先生は悪いことなんてしてない!
死刑は間違っている!」
ソクラテス
「これまで生きてきたこの国が俺を『悪』と決めたんだ
ならば、どうであろう、俺は悪だ
この国では悪だ
死刑を受けるのが当然だ
ここで俺が逃げるのは間違ってる
かっこがわるい」
弟子
「カッコ悪くなんてないですよ!
死んでもいいんですか!?」
ソクラテス
「構わねぇ」
弟子
「ったく、しゃあねぇな
あんたが逃げてくれれば
あんたの信念なんてやわなものだって
みんな思ったのに、
まぁいいさ
せいぜいあの世でも自分が正しいと思ってな」
ソクラテス
「悪法もまた法なり」