昨年末のCOUNTDOWN JAPAN 05/06 以来のCaravanライヴ。しかも今回はワンマン。当然いろんな曲が聴けるから期待も高まる。CaravanはYUKIの「ハミングバード」の楽曲提供をしていることでもおなじみで、音楽業界人がイチオシしているアーティストである。
すっごくピースフルなLIQUIDROOM ebisのライヴでした。稀にみる平和であったか~い雰囲気の会場。Caravanの曲はポップとかロックとかそういったジャンルの枠を見事に崩してくれる。お客さんも男女半分ずつくらいだし、年齢層も幅広い。
旅と音楽が好きという彼が作り出す曲は、風・光・空気などを感じさせてくれる。バンドメンバーやファンの子達、友人、出会ったすべての人に感謝しているんだなぁって、彼の佇まいや歌から出ていて、人として持っている愛が溢れてるアーティストなんだよね。
けれど、わたしがすごいと思っているところは光だけじゃなくて、人間誰しも孤独なんだということをちゃんと解っていてその上でこういうすばらしい数々の曲ができちゃうところ。
彼の曲を聴くと、悩みとか自分の中にある苛立ちとかホントに小さく思えてくるよ。それは、自分の存在がちっぽけとかそういう否定的なことじゃなくて、すごく解放された気分になるの。
個人的には歌詞の世界はBUMPの藤くんが作る詩がいちばんぐっときたりするんだけど、BUMPの場合は強い。自分探しなんだけど、強烈に自分の弱いところを刺さすような詩だったりして、それでも自分を認めて行け・・・みたいな強さがある。それでも藤くんの人間味が優しかったりするから涙腺にきちゃったりして、そこが好きなんだけど。
で、CaravanはというとBUMPとは真逆な感じ。自分を突き詰めていくのではなく、どんどん自分を解放していく感じ。自然に還るみたいな空気感がなんとも心地よくてこれはこれで涙腺にくる。不思議なんだけど、ヒーリング効果があるみたい。大地に立ち、ちゃんと生きている人間そのものを愛しく思えたり、すばらしいって思えるよ。
EBIS CAMPでは新曲も聴けて、かなりいいバイヴレーションが会場を包んでました。Cravanの弾き語りから始まり、順々に楽器陣が入っていく。3曲目だったかな、「ハミングバード」は代表曲だから一気に盛り上がる。「Soul music」はみんなが体を自由に揺らしてたね。この緩~い感じもなかなか味あえないからいいんだよねぇ。「Camp」は大合唱。この曲シンプルだからすぐに覚えられる。COUNTDOWNで初めて聴いた時から胸にこみ上げてくるものがあった。ひとりひとりがこういう気持ちでいられたら、もっといいコミュニケーション社会になったりするのかなぁって考えたりして。
4月19日にニューアルバムが発売されるそうで、今から楽しみです。今度はどんなふうにあったかい気持ちを届けてくれるのだろうか、と。しっかし、旅と音楽が好きなんてこのブログタイトルにぴったりハマってますな(笑)
