最近、『皮膚むしり症』という言葉をよく見るようになった。

世の中に広く知れ渡るようになったからなのか?

(ただ単に、自ら検索しているからなのかもしれないが・・・)

 

私は小学生の頃から、ペンだこができた箇所をしつこくいじってしまう子だった。

カッターで削ったこともあるほどである。

痛気持ち良いというか、なんともいえない感覚が心地よくて癖になってしまった。

 

昔から選択性緘黙症(場面緘黙)であったため、今もストレスが溜まりやすい。

現在も、考え事をしている時に無意識に触って(擦って?)いる。

やはりストレスを感じている時は頻繁にやってしまっている。

 

私が幼少の頃は情報もなく、親が理解できるわけもなく、子どもが行けるような精神科もなかった。

ある程度の年齢になっても精神科はまだ敷居が高く、通院している事を恥ずかしいと思ったり隠したりしていた。

 

情報が少なくて世の中全体が大らかだった昔と、情報過多で医療には早く繋がれるけれど様々な事に対して神経質な現代と、どちらのほうが生きやすい時代なのだろうか?と、考えてしまった。

 

今の、特にお子さんや若い人たちは周囲の人に理解されやすくて羨ましい、、と思ったが、その反面、ピリピリしている世の中で生きることに窮屈さを感じているのではないだろうか、とも思った。