ボーイ君がチョイスしてくれたタイ料理レストランに入店しテラス席に座った。


好きな物選んで? 俺

来る前に食べてお腹が空いてないんだ。 ボ

飲み物は? 俺

水で大丈夫。 ボ


これって何?①ホントにお腹がいっぱい②遠慮している③ビルダーだから食に気を使っている。


とりあえず俺が食べたいグリーンカレーにライス×2と牛肉のグリルにコーラのみ注文。


着席から注文するまでの間に周りからボーイ君に注がれる視線。それは良いものではなかった。


隣の欧米人のグループ。手前のマトラッセ女2人。

席に案内された時に俺の横の女がボーイ君を見ながらあからさまにイヤな顔をした。


着席してからそっちを見ないようにと思ったけど視界に入ってきてしまう。ボーイ君の横の女もチラチラ見ている。


なんだろかこの雰囲気?

俺はどぅ振る舞えばいいのか?


そういう事に対して自分に免疫がなくてどの様に振る舞うべきかが分からなかった。


俺の思い過ごしなのかもしれない。

でも、明らかに今まで経験したことのない雰囲気だった。


折角、テラス席を選んでくれたのに悪いんだけど、外は暑すぎるから屋内の席に移動していい? 俺

もちろん ボ


居心地の悪さ。いたたまれなくなった。

俺がそんな事気にしない大っきなオトコだったらな。


屋内に移動し客は俺らともぅ一組だけだし涼しいし快適。不快な気分も吹き飛んだ。


ボーイ君が彼のスマホで2SHOTの写真を何枚か撮ってくれた。写真送るからとLINE交換をした。


食事をしながら会話を楽しんでいたらあっという間にラストオーダーの時間。


彼はやはりカロリーを気にしているみたい。ライスも半分俺の皿にのせてた。


この後どぅする? 俺

君のホテルに行こうよ ボ


店を出てタクシーをつかまえた。


次回でラストになります。

もぅ少しだけお付き合い下さいね。