【Premiere Pro】テロップのテキストデータ出力方法(エクセル形式) | ひろらぼ!(旧ヒーローガレージNEWブログ)

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ディレクターの齋藤です。

 

インタビュー動画やセミナー動画などでテロップを作成することがあるかと思います。

(テロップの作成については、Premiere Proの標準機能やVrewなどのツールを使って

自動生成してもらうのが効率的ですね)

 

動画を制作する過程で、テロップの内容に関してクライアントに確認してもらう作業が発生します。

動画を送って、ベタのテキストで修正指示をもらってもよいのですが、テロップのテキストデータをエクセル形式で送れたら、双方の作業がやりやすくスムーズではないでしょうか。

 

そこで今回は、エッセンシャルグラフィックスで作成したテロップを、

テキストデータとして出力する方法を紹介します。

 

Premiere Proの標準機能で出力できますので、とても簡単です。

クライアントとのやり取りの際にぜひご活用ください!

 

①テキストパネルを表示

シーケンスのトラック1の動画素材の上に、エッセンシャルグラフィックスで入力したテロップが乗っかっています(トラック3)。

 

「ウィンドウ」の「テキスト」を選択し、テキストパネルを表示します。

(既にチェックマークがついている場合は、再度オフにしてからオンにするとパネルに遷移します)

 

②CSV書き出し

「グラフィック」を選択し、右の「・・・」メニューから「書き出し」>「CSVファイルに書き出す」を選択してください。

出力先を選択するとCSVファイルが書き出されます。

 

③CSVをエクセルデータに変換する

CSVファイルをエクセルで開こうとするとなぜか文字化けしてしまいます。

一度Apple純正アプリのNumbersで開き、エクセルファイルに書き出し直します。

 

Numbersの上部メニュー、「ファイル」>「書き出す」>「Excel」を選択し、

出力先を選ぶとエクセルファイルが書き出されます。

 

④エクセルの見出しを調整して完了

エクセルファイルを開くと左から、スタートとエンドのタイム・テキスト・トラック・

レイヤーID(レイヤーは何かわからずです、、)の順で並んでいます。

 

 

必要な項目をカットして、使いやすいよう調整します。

今回はクライアントが入力しやすいよう修正の列を追加しました。

タイムの表記があるので、編集する人とクライアント側の双方でやりとりがスムーズになります。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

わざわざテロップを書き直したり、タイムと一緒に指示を書き込まなくて良いので、

チェックする人の負担がだいぶ減りますね。

 

動画制作において修正作業は、編集側とチェックする側双方の負担になるものです。

この方法を覚えておけば、コミュニュケーションの時間削減にもつながるかもしれませんね。

 

簡単にテキストデータの出力ができるのでぜひ活用してみてください!