どうも、エムイーです。
今回はゴリゴリのレタッチをする上で重要な「ルミノシティマスク」を使ったレタッチをやっていこうとおもいます。
・・・ルミノシティマスクって何?
って思いますよね。もちろんちゃんと紹介してから入ります。
ちなみに今回使うのはこちらの写真です。
ルミノシティマスクとは?
写真だけでなく動画にも存在しますが、「輝度」という明るさ度合いを表すものがあります。
また「マスク」というのは、一部分以外を非表示にする機能のことですよね。
ルミノシティマスクとは、明るい部分、暗い部分、中間の明るさの部分など
明るさごとにマスクを作っていくというものです。
今回私はPhotoshopで作ったのですが、見た目はこんな感じです。
( Bright=明るいところ / Dark=暗いところ / Mid=中間 )
あまと〜さんというフォトグラファーの方を参考にさせていただいたのですが、
明るいマスク6段階、暗いマスク6段階、中間のマスク3段階の
計15個のマスクを作りました。
この明るさごとにそれぞれ際立たせたい部分を強調したり、色味を変えたりみたいなことができるわけです。
またこのマスクを作ったところから、川の部分や石の部分などさらに範囲を限定することで
狙った場所の明るさをピンポイントで編集することができます。
(左:マスクなし、右:川の部分のみマスク)
1枚目は建物や石まで余計に明るくなっていますが、2枚目は川の明るさだけを調整しています。
基本的にはこんな感じで明るさの補正をピンポイントで行うのですが、
今回はちょっとした実験として「マスクごとに色相を変える」というのをやってみようと思います。
※ 今回は実験のため、わなげツールで簡単に選択範囲を作っています。
実践〜完成
今回調整した内容としてはこんな感じです。
6つのルミノシティマスクでそれぞれパーツごとに明るいところ暗いところに色をつけてみました。
ということで、一通り作業が終わったので、Before→After を見ていきましょう!
【Before】
【After】
・・・えぇ〜、お分かりいただけたでしょうか。
パッと見だとアハ体験の領域ですね。
1番分かりやすいところだと、中央下側にある石の影とかでしょうか。
1枚目は赤っぽい影に対して、2枚目は緑っぽい影になってますよね。
・・・なってますよね。
その他5つほど変わっている点があるのですが、まあサイゼリヤの間違い探しの上位互換だと思って探してみてください。
本当に極端な例
最後に、極端にやるとこんなことができるよってものだけ紹介します。
まあとても見れた景色じゃないですけどね。
ちなみにこんな写真を見せておいてなんですが、
今後ガッツリ作品をつくり込むとなったときにルミノシティマスクはめちゃくちゃ重要かつ実用的なテクニックなので、
次回以降で使用するときにまた紹介しようと思います!