毎年のように新しいデバイスや便利なシステムが生み出され、
驚くべき速さで技術が進化していく現代で、物の寿命がどんどん短くなっていると感じるのは私だけでしょうか。
もちろん高価な機械など簡単に壊れることはありません。
ほんの数年で型が古くなってしまうという意味合いでの寿命です。
今日はそんな進化の波に飲まれた代表格、カメラのお話をしたいと思います。
最近の多くのカメラは約2~3年周期で次々に新しい機種が発売されています。
一方で、数十年前のクラシックなカメラやレンズにも根強い人気があり、多くのカメラマンに愛用されているという二面性を持っています。
新しい部類の「デジタルカメラ」は機材自体は高いものの、撮った写真をデータとして保存するので、
・撮ってすぐに写真が見れる。
・何度でも失敗し、撮り直しが出来る。
・フィルムがないので、撮影自体にはお金がかからない。
・データの容量内で、好きなだけ写真を撮れる
といった、写真好きには嬉しいメリットがたくさんあります。
では、なぜ【アナログという選択】なのか…
「フィルムカメラ」にはデジタルカメラのような利便性はありません。
フィルム代や現像代がかかり、1本のフィルムで約40枚しか取れないという制限があり、現像するまで撮った写真が見れないのでうまく撮れたかもわからない。。。
と、デジタルとは真逆の性質を持ちます。
しかし、私は不便だからこそのメリットを感じずにはいられません。
メンテナンスに手間がかかるぶん愛着が湧くし、失敗しないように1枚撮るのにじっくり時間を使えたり、現像が終わるまでどう映っているかというワクワク感が続いたり、うまく撮れた時の感動が大きかったり!!
便利過ぎる世の中だからこそ、手間暇をかけて何かをすることに価値が生まれるのでは無いでしょうか?
カメラに限った話ではなく、みなさんも便利さから距離を置くことで見つかる楽しさを探してみてください!
出来ればそういったじぶんなりの楽しみ方を教えて頂ければ嬉しいです!!