台風9号の影響、沖縄で雷伴う激しい雨の恐れ
読売新聞 8月6日(土)5時7分配信
 強い台風9号の影響で、6日、沖縄本島付近は、各地で記録的な大雨となっている。気象庁は台風に関する情報を出して、土砂災害や浸水害に対する警戒を呼びかけている。

 6日午前4時現在、台風は久米島の西北西60キロをゆっくりとした速さで西へ進んでいる。中心の気圧は950ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心の北側220キロ・メートル以内と南側170キロ・メートル以内は風速25メートル以上の暴風となっている。

 沖縄本島地方では、台風を取り巻く積乱雲のため、5日から断続的に非常に激しい雨が降っており、6日午前4時までの24時間に、本部町謝花で556・5ミリに達する記録的な大雨となっている。6日昼前にかけて、雷を伴う1時間に80ミリを超える猛烈な雨、また、九州南部でも、1時間に50ミリを超える激しい雨になる恐れがある。
最終更新:8月6日(土)5時7分