佐波ノ浦に近い玉祖神社は周防一ノ宮で、天皇・皇后が御発向にあたってここで吉凶を占われたといい、その占手の神事が伝わる。丑の刻(午前二時) に行われたので夜神事ともいわれ、また、形が角力(すもう)に似ているので占手角力とも呼ぶ。

 この神事と起源を同じくする鼎(かなえ)による熟饌の献納がある。天皇がこの地の佐野焼の祖沢田の長(おさ)に命じ、高田の土をもって三足の鼎を造り、供米を炊いて大盎(はち)に盛り、神に供えて戦勝を祈願されたと伝わる。

有名な周防一の宮の玉祖神社です。
国道2号線を走ると立派な看板があります。
 
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入口には「國弊社」と刻まれた大きな石碑もあります。
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車道を進むと立派な神社があります。
さすが、周防の一の宮神社です。因みに長門の一の宮神社は下関の住吉神社です。
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玉祖神社由緒に神功皇后伝説に因んだ説明があります。
御祭神は「玉祖命(たまのおやのみこと)」です。
 
 
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手入れされた参道を進むと本殿があります。
伝説の地と思うとワクワクします。
 
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立派な額がありました。重みががあっていいですね。
 
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