げに彗星の如き1週間よ。


気づいたらまた次の日曜日、タイムスリップでもしているのか⁉︎という位1日が早い早い。

それだけやる事が盛り沢山なのだが。


その中でも特に先週の某日は悲惨だった。


子どもたちの朝支度に手間取り、予定より遅刻気味の日。

その日は会議が5つあり、その合間に納期の短い仕事を幾つかこなさねばならなかった。


で、前の打合せの内容を頭の隅に追いやって作業を開始したら隣の部署の部長から電話でお呼び出し。

何事!?会議室へ行ったら「アイデアが欲しい」……その場で聞いた話に巧くもない即席アイデアを2つ3つ話したら20分、次の打合せまで30秒。


ランチは固形物流し込みの5分、会議の中でも重い宿題が出てどんよりして気付けば17時……出社日は16:30には上がりたいのに 涙


テレワークの夫君からはお迎え位やってよ、と言われ(ブーメランしたい)、子どもたちをピックアップして帰宅後は食事支度から寝かしつけまでノンストップ・ワンオペ。

然もこの日は月経2日目ときたもんだ、、


濃密な1日だった……とカッコ良く言いたいが、気づけば終わっていた1日、という方が正しい。



  ルーティンから外れてみよう、と薦められる。


こんな生活で自己研鑽もヘッタクレも無くて焦っていたので、外部のキャリアコンサルタントと話してみた。

自己研鑽でスマホのオンデマンド動画研修を2倍速で時折流すが、タイパが悪く文字を読む方が速い。


・休まない"兎"の周囲と"亀"な自分、然もワンオペ育児で時に夫君のキャリア妨害(出世とか金とか言うな!という)まで受けるハンデだらけな中どうしたら75歳位まで働けるか。


・自分が何者になりたいのか最近分からない。


……という話で、ガチ相談というより壁打ちで頭を整理するのが目的だった。


キャリコンは管理職経験のあるシニア男性で、「百戦錬磨で1周回って菩薩」のような人だったが、子育てに積極的に関わっていなかったらしく私のマシンガントークに詰まっていた。

内心アワアワしているのが伝わった。


でも「旅に出たりしてルーティンを外れると意識が切り替わって新しい発見がある、なんてことも」という話はさもありなん!と腹落ちするものだった。

アワアワしていても絶妙な一言が出てくる辺り「百戦錬磨」なのだろう。その経験値に尊敬。


私が日常を取り戻すべくやる季節の手仕事なども(無意識ながら)それと似たようなものなのだろう。

うーむ。


  それにしても最近感じるのは。


自分が「子どもを介して世の中にアクセスしている」ことである。


現在の自分のアイデンティティはワーママだと思う。


今の職場は30-40代が多く、性別問わず子持ちが多い。

子どもが2人いる人が2/3という感じか。


だからか、雑談の多くは子どもや家族に関するものである。

私に持ちかけられる雑談も、周囲から聞こえる話でも。


そこで思うのは、まさに人生のターニングポイントだった夫君との結婚で、家庭か出世かの2択で前者を選んだから今があるのだろう…ということだ。


当時余りに多忙であの時に管理職を辞めて結婚しなかったら、子どもには恵まれなかったような気がする。

実際当時出世を選んで家庭を諦めた同世代が数名いる。


仕事を思い切り出来ないストレスやワンオペ疲弊はあるものの、コッコとお蝶さんの存在には代えられないからやはり選択としては良かったのだろう。

別に職場で浮かずに済んだから、とかではない。


そんな感じでキャリア構築には悪戦苦闘しているし、毎日のバランスをとるのに一生懸命なのだが、後から振り返れば邯鄲の夢の如く充実の日々…になるのだろうな。



(久々に食べたレーズンバターサンド。自分用だったがコッコが気に入って半分食べた)